旅行に出かけるときの荷物は少ないにこしたことはない。必要最低限のものだけを持って出かけたいのだが、ちょっと迷うのが靴下やストッキングをどれくらい持っていけばよいのかということ。特に、ストッキングがすぐに伝線してしまう人の場合、予備を多めに持っていきたくなるけれど、そうすると荷物が増えてしまうというジレンマが……。

 それは女性の心と体の問題をクローズアップしているWEBメディア『健タメ!』のこんな記事からもうかがえる。

『亜由美さん(45歳)はすぐにストッキングが伝線して困っている。伝線の理由が、これまた悲しい……。自分のかかとの皮がカサカサに乾燥して硬くなり、そこに引っかかって伝線してしまうのだ!
 ストッキングだけではなく、薄手の靴下を履いていると、まだ新しいのに毛玉ができてしまう。その原因も、かかとのガサガサだ。
 ストッキングや靴下がすぐにダメになってしまうので、金銭的な負担も増えてなんだか悔しい。暖かくなってきたらサンダルやミュールでおしゃれをしたいけど、ひび割れたガサガサのかかとを人前にさらすなんてありえない! これ、どうしたらいいの?』

『健タメ!』より)

 年齢を重ねると、若い頃に比べて体の色々な箇所が乾燥しやすくなるというのはよくあること。でも、ストッキングや靴下をダメにしてしまう程となるとただごとではない。「亜由美さん」に何かできることはないのだろうか。

 そこで当サイトは『健タメ!』の編集部にお願いし、亜由美さんの症状を分析すべく薬剤師である二瀬偉志先生にお話を聞いた。

 

 「かかとは皮脂腺がないのでとても乾燥しやすい部位です。その上、体重がかかるのでその重みでひび割れしやすくなります。
 古くなって剥がれ落ちた角質を、リムーバーや軽石、かかと用のヤスリなどを使って丁寧に取り除くとよいでしょう。ただし、頻繁にこすり過ぎるとかえって皮膚が厚くなってしまうので、かかとのケアは2週間に1回くらいにとどめておきましょう。
 入浴後はかかとの保湿を忘れずに。角質ケアをした後は皮膚が乾燥しやすいので入念に保湿してあげましょう」

 なるほど、ガサガサになったかかとには、日々の保湿ケアと角質ケアが必要というわけか。ところで、皮膚が乾燥するとかゆくなることがあるけれど、そういう場合はどうすればよいのだろうか?


 「かゆみ対策には漢方薬の服用もオススメです。冷え症かつ貧血気味で皮膚が乾燥しやすい方には当帰飲子(トウキインシ)がよいでしょう。血行をよくしてかゆみを改善する効果があります。赤みや熱感を伴う、強いかゆみには温清飲(ウンセイイン)が良いと思いますよ」(二瀬偉志先生)