4. トースト(Toast)

 朝食や軽めのランチに恋しくなるのが「トースト」。実はイタリアではあまり馴染みがなかったトーストだが、ここ数年でようやく普及し始めた。その先駆けとなったのが、『Capatoast(カパトースト)』というトースト専門のチェーン店。ミラノ、ローマ、ナポリ、トリノ、ヴェネツィアからパレルモまで、現在イタリア各地の17の街に店舗がある。〝イタリア初のトーステリア(=トースト専門店)〟として、厳選したイタリア産食材を使用した多彩なメニューを用意している。ベースとなる食パンは小麦粉、全粒小麦粉、シリアル入り、ヴィーガン向け、グルテンフリーの5つのタイプを取り揃え、毎朝焼き立てを提供。まずはパンの種類を選び、さらに約30種類のメニューの中から好みの具を選ぶ仕組みになっている。シンプルなハムとチーズのトーストからイタリアのD.O.P食材を使ったトマトとプロシュット・ディ・パルマ、カプレーゼ、おやつ代わりにもなるチョコクリームやジャムを塗った甘いトーストまでバラエティも豊か。お値段は具によって変わり、2.5〜8€と幅がある。サイドメニューとしてサラダやフライドポテトも用意されているので、お腹の空き具合によって組み合わせるのもいい。ローマ市内にはトラステヴェレ地区、チチェローネ通り、レ・ディ・ローマ地区の3カ所に店舗がある。

 







アメリカ風のトーストが恋しくなって注文したベーコン、チェダーチーズ、スクランブルエッグの「American Toast / 5€」(上)。メニューはシンプルなものからイタリア食材をたっぷり使ったもの、スイーツまでさまざま(中上)。パンの種類とサイズ、具をチョイスしてオーダーする。イートイン・スペースも備えている(中下)。ショッピング・ストリートであるコーラ・ディ・リエンツォ通りにほど近いチチェローネ通りの店舗(下)。