愛知の高級おつまみに嫉妬する

 鶏屋のお兄さんに勧められてやってきた2軒目は日本酒と台所料理がウリの居酒屋。人柄がよさそうなママにおすすめの日本酒を聞いて熱燗にしてもらう。食用米を使用した純米酒で口当たりがよく、ほんのり甘口で飲みやすい。つい、おつまみが欲しくなる。

「名古屋のおつまみってありますかね……?」

 そう聞いて出てきたのは鰻の骨せんべい。鰻の骨って食べられるの? 半信半疑で食べてみると、ほどよい塩っぱさとポリポリした食感で日本酒にめちゃくちゃ合う。鰻の骨を揚げて砂糖と醤油で味付けしているそうだが、なんともクセになる味である。



うなぎの骨せんべいと鯛のちくわ

 続いて、豊橋名物というちくわ。一般的なちくわはスケトウダラやイワシが原料だが、こちらは鯛を使用しているらしい。普通のちくわよりも歯ごたえがあってモチモチしていて美味しい。ここの店のオリジナルなのかと思いきや、両方ともスーパーで売っていて家庭で普通に出るメニューだという。愛知の人って普段から、こんな美味しいもん食べているの……?

 

■ついに巡り合った最高の名古屋おつまみ

 いい感じに酔っ払い、最後に訪れたのは栄駅寄りにあるスタンドバー。外国人のお客さんもいておしゃれな雰囲気。白ワインをチビチビ飲んでいると、バーのマスターに話しかけられた。仕事を聞かれたので飲み屋系のライターだと答えると、隣のおしゃれな感じの男性客が入ってきた。

「僕も副業でライターやってるんですよ。〇〇(おしゃれな酒場系webメディア)に寄稿していて。どこの媒体で書いてるんですか?」

 すみません、私が書いているのは飲み屋といってもキャバクラとかなんですよ。媒体は主にオジサン向けのものでして……。そんなこと話していると、一緒に飲んでいた人が別の店で買ってきたという串カツをくれた。どうやら、持ち込みができるらしい。串カツって名古屋にもあるのか。1本、いただくと……な、なんじゃこりゃー‼

名古屋ナンバー1おつまみ、カレー串カツ

「カレー串カツは初めて?」

 そう、それは串カツにカレーをつけたものだった。カレーソースがたっぷり染み込んだ衣は噛むとジュワッと豚肉に絡んで……激ウマ‼ 名古屋ナンバー1おつまみはカレー串カツに決めた。こうして今日も酒を煽りながら伏見地下街の夜は更けていくのであった。名古屋にはうみゃーおつまみがたくさんありました。ごちそうさまでした!

 

【元バンコクNo.1キャバ嬢が行く!「呑んだくれ横丁探訪」vol.13】(2022.4.19)

(つづく)

底辺キャバ嬢、アジアでナンバー1になる
底辺キャバ嬢、アジアでナンバー1になる

クズな私でも輝ける場所があったーー。
やる気ゼロ、貯金ゼロ、計画性ゼロ。ポンコツキャバ嬢による、タイ、香港、シンガポールカンボジアベトナムの「日本人向けキャバクラ」潜入就職&アジア夜遊び放浪記。