文と写真/タカヤマコジロー

 

なにしろラーメンが好きなもので。
わざわざ飛行機に乗って、京都にラーメンを食べに行ってきました。

 

京都(前編)でご紹介するのは、
「どうとんぼり神座 大阪国際空港店」/伊丹空港内
「Gion Duck Noodles」/京都 祇園
「ラーメンムギュ vol.2」/京都 烏丸
「鴨出汁 中華そばROKU」/京都 河原町
「拳ラーメン」/京都 下京区

 

東京から京都は普通、新幹線でしょ。」と誰からも言われる笑。

 

確かに新幹線のぞみなら2時間あまり。でも飛行機好きは、伊丹空港からモノレールに乗り蛍池へ。阪急に乗り換え十三経由で京都河原町へのルートが好き。京都旅のはずなのに十三で途中下車して「ねぎ焼きやまもと」で本場の大阪の味を堪能することもあるし、梅田に行ってから再び阪急特急で乗り換えなしで京都河原町に行くこともできる。
一番の理由は飛行機の早朝便が安いこと。この日は6時台8,210円、7時台8,710円。埼玉の自宅からは始発に乗ってギリギリの搭乗になる6時台は避けて、7時台を利用する。伊丹空港から京都河原町までは690円。

 

2022年4月末、JAL羽田発伊丹行き。
自宅から朝5時台の電車で羽田に向かうが、車内はかなりの混雑。途中でやっと座れたがコロナ前の通勤の光景にほぼ戻っている印象だ。空港もビジネス客を中心に人が多く、朝の伊丹行きは満席。JALのラウンジで、呑気に朝からビールを飲んでいるのは僕ぐらい(笑)。
ほぼ定刻通りに08:40に伊丹空港に到着。このまま京都に向かっても、多くのラーメンはまだ開店してない。しかも阪急電車は、通勤ラッシュの時間帯にぶつかってしまう。空港のカフェで時間を潰そうと思っていたが、出口に向かう途中に大きなフードコートがありのぞいてみると「どうとんぼり 神座」があるではないか。20年前、渋谷で働いていたころ、徹夜明けにセンター街でよく朝ラーをした「神座」に寄ってみることにする。

 

「どうとんぼり神座 大阪国際空港店」/伊丹空港内

店頭で「おいしいラーメン」(750円)を注文して呼び出しブザーを受け取る。店舗内に飲食スペースもあるが、ゆったりしている共有のオープンスペースに着く。5、6分でブザーがなる。

 

ボリュームある大きな器、というより鉢ほどの大きさ。透明なスープに豚バラ肉とたっぷりの白菜が煮込まれ、豚チャーシューがトッピングされた変わらぬスタイル。全国展開している「神座」は厳格に味の均一化をはかるため、スープは工場直送、各店舗の「スープソムリエ」が、豚バラ肉と白菜を煮込んで仕上げると聞く。だからフードコートでも店舗と同じレベルのラーメンが食べられるのはうれしい。

洋食レストラン出身の創業者が生み出したスープは、原材料など一切非公開だが、洋食由来の香味野菜の旨み抽出の出汁をベースに豚バラの脂、フレッシュな白菜のバランスのいいスープは、まろやかで独特の甘みがあり優しい味わい。

 

スープの旨味をたっぷりすった白菜はシャキシャキ、もスープとよくあう。
久しぶりの「神座」だったが、これから伊丹空港での朝ラーの定番になりそう。

 

おいしかったです。
ごちそうさま。

 

※空港セキュリティ内なので、飛行機に乗らない人は利用できません。