日本には人知れぬローカル横丁もある一方で、誰もが知っている横丁も存在する。しかし、有名な横丁であっても時代とともに変化するもの。日本の横丁の今はどうなっているのか。これは、元底辺キャバ嬢カワノアユミが織りなす横丁探訪記である。。

 

■もはや関西で1番有名? 兵庫県尼崎のいま

尼崎中央商店街

 もはや、関西で1番有名な街になってしまったのではないだろうか。現在、筆者が暮らす兵庫県尼崎(通称:アマ)は、阪神タイガースのお膝元でダウンタウンの出身地として知られる。たまに、何かしらの事件で話題になる度に東京の友達にも「あー、あの尼崎ね」と言われるほどここ数年で知名度が上がった。兵庫県のまん延防止が解除されて2カ月余り。阪神尼崎のいまを歩いてみた。

 
ベトナム食材店

商店街の裏通りは懐かしい雰囲気

 尼崎中央商店街はコロナ禍で閉店した店もあるが、開店した店も多くある。尼崎の飲食店には流行があり、数年前までは肉丼や肉バルといった肉料理系が多かった。尼崎には在日韓国人が多く、中央商店街には韓国食材を扱う商店や韓国料理店が多い。だが、ここ1年ほどでベトナム食材店やベトナムレストラン、さらにタイレストランなどがオープンしている。

 

あま屋台

ドリンク1杯から飲むことができる

 続いて、尼崎駅前にできた「あま屋台」に足を運んでみた。昨年4月のまん延防止中に1年間の期間限定としてオープンしたが長い間、時短と休業を繰り返していた。今年5月にリニューアルオープンし、今年秋までの営業延期が決まったようだ。何度か飲みに行ったが、平日はあまり混んでいない。大阪などの「ネオ横丁」に比べると店の数は少ないが、安いので気軽に飲めるのがよい。この日はほどよく涼しく、つい酒が進む。早くも夏祭り気分だ。