文と写真/タカヤマコジロー

 

なにしろラーメンが好きなもので。
わざわざ飛行機に乗って、札幌にラーメンを食べに行ってきました。

 

 

後編は札幌最終日。羽田から名古屋を経由してラーメンの旅は5日目に突入。途中、余市までウイスキー試飲とウニ丼を食べに遠征していますが(笑)。
最終日はチェックアウト後、ラーメンを1杯食べて午後早めの便で東京羽田への帰路に着くのがパターン。今回は新千歳発羽田行きJAL最終便(21:20発)、1日3杯のラーメン巡り。

 

「らーめん 清湯」/札幌 北15条

札幌で必ず訪れている「Japanese Ramen Noodle Lab Q」は残念ながら滞在中は休み。前夜、札幌で鶏清湯ベースの旨いラーメンが食べたい!と調べてみると、ホテル近くに2022年3月にオープンしたばかり、素材にこだわった鶏清湯ラーメンの新店がある。

朝はホテル裏手にある評判のパン屋「ぱん吉」で購入したデニッシュで軽く朝食。
霧雨模様だが開店時間に合わせて、歩いて15分ほど北大近くの「らーめん 清湯」を訪れる。

メニューは店名の通り、鶏の清湯醤油と清湯塩の2種がベース。「清湯醤油」(880円)を券売機で購入して、真新しい店内のカウンター席に。細と平打ち手揉み麺の2つから選べるとのことで、平打ち手揉み麺を注文する。

「らーめん 清湯」醤油

鶏のいい香りが丼から立ち登り鼻を擽る。きれいな澄んだスープに表面の鶏油がキラキラと輝いている。
熱々のスープをひと口いただく。鶏出汁の旨味がふわっと口いっぱいに溢れる。カエシの醤油とのバランスもよく旨い。鶏ガラだけではなく丸鶏を使っているので深みと奥行きのあるスープ。スープ表面の香る鶏油の脂感もいい。

お店のインスタによると、水と全国各地の地鶏の丸鶏と鶏ガラを使い分けて出汁を抽出。そのため日々違う味(スープ)を提供するという。丸鶏は阿波尾鶏、大山鶏、比内地鶏、薩摩しゃもなど。鶏ガラはコクと旨味が強いとされる名古屋コーチンを中心に使い分けているよう。

「らーめん 清湯」醤油

麺は札幌のさがみ屋製麺。道産の小麦粉を使用した縮れのある平打ち手揉み麺を啜る。多加水麺でモチモチ、つるとしたしなやかな食感の麺。多加水麺なので一見スープに絡みにくそうだが、縮れ具合がよくスープをよくすくいあげてくれる。スープの濃度と小麦香る麺との融合、バランスが素晴らしい。
低温調理されたチャーシュー、甘めの味付けの穂先メンマ、青ネギのトッピングもいい。
すでに完成された鶏清湯ラーメンだが、まだオープンしたばかり。さらなる進化が楽しみでしかない!

また食べたい秀逸なラーメン。
おいしかったです。ごちそうさま。

「らーめん 清湯」