早々に明けたと思ったら梅雨が戻ったきたかのような天気が続く。コロナの新規感染者は増加するも、政府は規制緩和の方針に変更はないとの発表があった。各自で充分に感染予防対策をして行動制限のない夏を謳歌したいところだ。

 旅行に出かけたときは、ご当地スイーツを楽しみたい。気に入ったものがあれば数個お土産に買って帰り、旅の思い出とともにおいしくいただく。ただ、ちょっと気になるのは、そんなにスイーツばかり食べていたら太ってしまうのでは?ということ。若い頃はどれだけ食べても平気だったのに、年齢を重ねてからは太りやすくなった……。そんな声をよく耳にする。

 それは女性の心と体の問題をクローズアップしているWEBメディア『健タメ!』のこんな記事からもうかがえる。

『佳菜さん(45歳)はケーキや和菓子などのスイーツに目がない。若い頃はスイーツを食べても、夕食を少なめにしたり、ショッピングで歩き回ったりすることで、何とか太らずにスイーツライフを満喫していた。
 しかし、40歳を過ぎた頃から、この方法が通用しなくなってきた。食べたら食べた分だけ太ってしまう。ダイエットが必要なのは理解しているが、辛い食事制限や運動はしたくない。
 子どもの受験や父母会の活動、親戚付き合いなどでストレスも多いので、その上ダイエットのストレスまで加わったらとても身がもたない。ストレスを感じずに、無理せず、ゆるく続けられるダイエット法はないだろうか?』

『健タメ!』より)

 過酷なダイエットをすると、それがストレスになって心や体に悪い影響が出たり、後からリバウンドしてしまうこともある。無理をしたくないという「佳菜さん」の考え方にも一理ある。こんなときは、何から始めるのがよいのだろうか?

 そこで当サイトは『健タメ!』の編集部にお願いし、佳菜さんの症状を分析すべく薬剤師である中田早苗先生にお話を聞いた。

「ダイエットにハードな運動は必ず必要というわけではなく、太りにくい生活習慣を身に付けて継続すれば少しずつ痩せていくでしょう。
 ご飯やパン、スイーツといった糖質を完全にカットするのは難しいのですが、少し控え目にすることは可能です。ポイントは、糖質を減らす代わりに、肉、魚、豆腐といったタンパク質をしっかり摂取し、煮物や蒸し野菜などを添えることで満足感を得ることです。
 また、空腹時にいきなり糖質を摂ると血糖値が急激に上がり、その後、血糖値を下げる働きのあるインスリンによって今度は血糖値が急激に下がります。このように血糖値が不安定な状態だと食欲のコントロールが難しくなります。食事の際は野菜やタンパク質から口にして、糖質は後から食べることをおすすめします」

 

 食事の摂り方のちょっとした工夫も長期間続ければ目に見える結果となって現れることだろう。とはいっても、どうしても食欲を抑えられない人もいる。そういう場合はどうしたらいいのだろうか?

「根本的な改善を目的とするのであれば漢方薬の服用もオススメです。桂枝茯苓丸(ケイシブクリョウガン)には、血の巡りを改善してホルモンバランスを整え、食欲を正常にして肥満を改善する効果があります。高脂質のもののや甘いもの過剰摂取に加えて便秘などもある方には、防風通聖散(ボウフウツウショウサン)なども良いと思いますよ」(中田早苗先生)

 佳菜さんは無事にダイエットを成功させられるだろうか。ダイエットでお悩みの方は、一度漢方医に相談してみてはいかがだろう。


取材&記事:TABILISTA編集部/
「健タメ!」 
https://www.kamposupport.com/kentame/archives/9302