今、とにかく淡路島がアツイらしい。関西のローカル番組では観光地の特集を組みまくり、旅行先はもちろん移住先としても猛プッシュされている。淡路島がここまで注目を浴びる理由として、パソナグループの本社機能移転が大きいだろう。ニジゲンノモリやハローキティランドなど島の資源を活かした施設のプロデュースを通し、地域活性化に取り組んでいる。
コロナ前までは毎年、夏になると淡路島へ日帰りで遊びに行っていた。今回は淡路島で1人旅をして感じたことを書こうと思う。
■兵庫県民割が延長!今年の夏は淡路島が人気


今回の旅は「GoToトラベル」の代替として実施されている宿泊割引「兵庫県民割ひょうごを旅しようキャンペーン+(プラス)」を利用した。行き先は洲本市。淡路島の中心でもっとも栄えている街である。
淡路島の人気旅行先といえばおしゃれなレストランやカフェが並ぶ西海岸、ニジゲンノモリなどがある淡路市などがあるが……、なぜ洲本なのかって? 理由は2つ。洲本には飲み屋街とボートピア(場外舟券場)があるからだ。
だが、ここで一人旅の困難が1つ。淡路島には温泉宿やおしゃれなリゾートホテルは多いが、1人で泊まれそうな宿が少ない。旅行サイトを探してもなかなか見つからず、最終的に発見したのはグーグルマップだった。洲本市に新しくできたビジネスホテルで1泊7500円とよい感じ。さらに県民割で6千円引きで泊まることができた。
西海岸にしろ淡路市にしろ、夜は遊べる場所が少ないため洲本市に宿泊して昼間に車で色々と観光する旅行者が多いようだ。だが、私には免許がない……。今回はバスで行くことにした。神戸三宮から高速バスが出ていて洲本には1時間半ほどで到着する。