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JRと南海電鉄の駅が乗り入れている橋本駅。この駅から高野山駅までが「こうや花鉄道」。橋本市は和歌山紀北地域の中心都市で、かつては高野街道の宿場町としてにぎわいをみせた。

 

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九度山駅のホームにある駅名板。「こうや花鉄道」にちなみ背景には花びらがアレンジされている。看板の下にあるのは各駅の標高を示したもの。九度山駅からの勾配がひと目でわかるように工夫がされている。

 

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真田昌幸・信繁(幸村)親子が蟄居生活を送ったときの草庵跡とされる真田庵。正式名称は「伽羅陀山善名称院」。境内には、信繁が愛用したと伝えられる槍先やよろいかぶとといった武具や書状、肖像画などを展示した「真田宝物資料館」が併設されている。また、近くには「真田の抜け穴」であるとする「真田古墳」や2016年のNHK大河ドラマ「真田丸」の放送に合わせて開館された「九度山・真田ミュージアム」もある。

 

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「こうや花鉄道」を走る2300系車両、通称「ズームカー」。急勾配での安定した走行を実現するため各車両にモーターを取り付け、車体長17メートル級と比較的小型であるのが特徴。ベンチシートで外装が高野線の一般車両と変わらない2000系も走っているが、2300系は2+1列の転換クロスシートが基本。また、有料観光列車の「天空」も橋本駅から運行されている。

 

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まさに秘境駅と呼ぶにふさわしい「紀伊神谷駅」。1928年に高野線の前身である高野山電気鉄道の終着駅として開業。翌年の極楽橋駅開業にともない中間駅となる。1日の平均乗降人数は10人を割り、南海電鉄の中でも最少。駅の東側の丘を越えたあたりは「高野山に最も近い宿場」として栄え、歓楽峡の様相を呈していたと伝えられる「神谷」という集落があるものの、現在在住する人は25人足らずとなっている。

 

Cablecar

極楽橋駅と高野山駅を結ぶケーブルカー。路線名は「南海鋼索線」で、営業区間は0.8キロ。2両連結の車両2編成が最大568.2パーミルの勾配を往復し、高野山駅までの所要時間は約5分。現在の車両は4代目で、必要な電力の100%を再生可能エネルギーで運行されている。