写真/櫻井 寛

★今回のストーリーは宇和島駅から

宇和島駅に到着した特急「宇和海」号

 

●路線 

JR四国 予讃線 宇和島〜松山〜高松

●乗車列車

予讃線 特急「宇和海」 2000系2両

予讃線 普通 キハ32形 1両

予讃線 特急「伊予灘ものがたり」 キロ185・186形 3両

●時刻表

宇和島8:40〜(宇和海8号)〜9:29伊予大洲

伊予大洲9:48〜9:51五郎

五郎駅★10:19通過 ★11:02通過

五郎11:21〜11:26伊予大洲

大洲城★15:15通過

伊予大洲16:33〜(伊予灘ものがたり・道後編)〜18:17松山

 

「伊予灘ものがたり」

 

7月19日に『新・駅弁ひとり旅~撮り鉄・菜々編~』(監修/櫻井寛 作画/はやせ淳)第28話が掲載されている「漫画アクション」8/2号が発売された。今回ご紹介しているのは、JR四国の観光列車「伊予灘ものがたり」2代目だ。お食事は伊予灘の菓織箱(アフタヌーンティーセット) 「プチ・パリ」。

 

 


主人公は鉄道カメラマンを目指し、駅弁ライターとして活動する白鳥菜々。九州の旅を終え、四国の観光列車と駅弁を取材中。前回、四国一の人気ローカル線「予土線」をラブソデーする宇和島の鉄子、文ちゃん(愛称:ぶんちゃん)のお蔭で「予土線3兄弟」の取材旅を満喫した菜々は、文ちゃん推薦の宇和島ターミナルホテルに宿泊し、文ちゃん推薦の宇和島名物じゃこ天で朝食を楽しんだ。と、その時―。

2代目「伊予灘ものがたり」に乗車する前に「タヌキ駅長」と「大洲城」そして「えきちゃん」を取材するようにと新聞社の鬼デスクからの電話が…。何のことか分からない菜々に、文ちゃんが五郎駅と大洲城で「伊予灘ものがたり」通過時のお見送りを取材するのではないかとアドバイスする。やむなく宇和島で文ちゃんと別れた菜々は、予讃線の無人駅、五郎駅へと向かった。

 

 
五郎駅を通過する「伊予灘ものがたり」を見送るタヌキ駅長

JR四国のキャラクター「すまいるえきちゃん」(下)と「れっちゃくん」(上)
大洲城

大洲城から「伊予灘ものがたり」に向かって幟を振って歓迎する!

●伊予灘ものがたり

初代「伊予灘ものがたり」

2014年7月26日デビューのJR四国初の本格的な観光列車「伊予灘ものがたり」は、大好評を博し高い乗車率を誇っていたが、老朽化のため昨年12月27日に惜しまれつつラストランを迎えた。

それから4ヶ月後の2022年4月2日、2代目「伊予灘ものがたり」が颯爽とデビュー。初代との大きな違いは2両編成から1両増え3両編成となり、3号車「陽華(はるか)の章」にJR四国初の2〜8名まで対応可能なグリーン個室「Fiore Suite(フィオーレ・スイート)」が新設されたこと。Fioreとはイタリア語で花のことだが、 2代目最大の特徴がグリーン個室である。料金は人数分の乗車券・特急券・グリーン券に、プラス2万8000円。8名で利用する場合の1名当たりのグリーン個室料金は3500円なので、思いのほかリーズナブルなグリーン個室である。ちなみに、車両デザインは新旧とも、松岡哲也氏である。

 

2代目「伊予灘ものがたり」
2代目「伊予灘ものがたり」は3両編成となり、3号車「陽華(はるか)の章」にグリーン個室「Fiore Suite(フィオーレ・スイート)」が新設された。