今年は3年ぶりに行動制限のないお盆。久しぶりに里帰りして実家でのんびり過ごしている人も多いのではないだろうか。お盆は古くから日本にあるご先祖様の霊を迎えて供養する日で、もともとは「盂蘭盆会(うらぼんえ)」という仏教行事だった。だいたい8月13日〜16日の期間が基本で、14日と15日はちょうど真ん中なので「中日(なかび)」と呼ばれる。盆踊りや夏祭りが各地で復活し、TVのニュースでもUターンラッシュの渋滞や列車が混雑している様子が流れるなど、ようやく本来の夏が帰ってきた。

 

 枕が変わると眠れないという人がいる。旅行中はただでさえ高揚しているので、なかなか眠りにつけないことも多い。日中の楽しかった思い出や、明日の予定のことなどを考えていると目が冴えてしまう。こんなときスマホで調べものをするのはやめておいた方がいい。本格的に眠れなくなり、へたをするとそのまま朝を迎えてしまうかもしれない。

 

 それは女性の心と体の問題をクローズアップしているWEBメディア『健タメ!』のこんな記事からもうかがえる。

『美香さん(45歳)は夜布団に入っても寝付けない日が続いている。これから寝ようというとき、きまって色々と考え事をしてしまうのだ。炊飯器のスイッチ切ったかな?とか、明日は子どもが部活で着るウェアを洗わないと、など次から次へと頭の中にちょっとした心配事が浮かんでくる。
 一番よくないのは何か気になることがあったときに、つい携帯で調べものをしてしまうこと。頭が冴えてきて、ひどいときには朝方近くまで眠れないこともある。
 日中は眠くて眠くて、仕事でくだらないミスを連発して怒られてしまう。ぐっすり眠ることさえできれば、日中もシャキッとしていられるはずなのだが……。寝不足が続けばお肌にも悪そうだ。心地よく眠りにつくにはどうしたらいいのだろう?』

『健タメ!』より)

 

「美香さん」のように不眠というほど重症ではないけれど、寝不足が続いているという人は少なくないだろう。ぐっすり眠り、翌朝スッキリ目覚めるためには何をしたらよいのだろうか。

 そこで当サイトは『健タメ!』の編集部にお願いし、美香さんの症状を分析すべく薬剤師である中田早苗先生にお話を聞いた。

「就寝前は脳を興奮させてしまう刺激をできるだけ遠ざけるようにします。アルコール類、カフェイン類、タバコ類は刺激が強いので控えましょう。明るすぎない照明を心がけ、ブルーライトを発するテレビ、スマートフォンは見ないようにします。寝る前にあれこれ考え始めると眠れなくなってしまうので、考え事は翌日すればよいと割り切って、しっかり脳を休めましょう。
 どうしても夜眠れないときは昼寝をするとよいかもしれません。ただし、遅い時間帯に長時間昼寝をしてしまうと不眠につながってしまうので、昼寝は午後3時より前の時間帯で、30分以内に終えるようにしましょう」

 なるほど、脳が興奮していると眠れないので、夜はできるだけ刺激を避けた方がよいというわけか。そうはいっても、不眠の傾向がある人は過敏になっていて、ちょっとした刺激でも目が冴えてしまうことがある。そういうときはどうすればいいのだろうか?