暦の上ではもう秋だが、相変わらず厳しい残暑が続いている。

暑さや湿気から皮脂や汗の分泌が多くなるので、「ニキビ」や「化粧崩れ」などの悩みもつきないが、旅行先に洗顔フォームを持っていきたいけど、荷物がかさばるのが嫌だからと、洗顔セットを持参しない場合もある。行動制限のない夏だ。お盆休みで帰省や旅行に出かけた人も多いと思うが、洗顔料は持参しただろうか?  

リゾートホテルなどでは化粧水や乳液などのスキンケアグッズは用意されている所もけっこうあるが、洗顔フォームが用意されている所は少ない。お風呂場にあるボディソープで洗顔してしまう人も多そうだ。でもニキビなどの肌荒れや乾燥肌に悩みのある人は、症状を悪化させかねないから注意が必要だ。

 

旅行に持っていくなら、コンパクトなサイズや使いきりのサイズが便利だ。1泊お泊りセットや必要な分だけ小分けになった洗顔料もあるし、化粧水などが入ったトラベルセットもある。自分の肌に合った洗顔料を見つけたい。

もちろん旅だけではない。洗顔料にはクリームタイプやジェルタイプ、固形タイプ、パウダータイプなど様々なタイプがある。日常生活においても自分の肌に合った洗顔料を見つけることは大事なことだ。

 

「普段使用する洗顔料、どのように選んでいますか?」

おとなの健康美容メディア MedicalHealthでは、薬剤師の先生をお招きし、普段使用している洗顔料について、座談会を実施。今回はその内容の一部についてご紹介します。

 

<座談会参加メンバー>
あんしん漢方薬剤師:竹田氏、平野氏、小幡氏、宗永氏
健タメ!スタッフ:城間氏、佐藤氏

 

洗顔料を選ぶのはなかなか大変...

洗顔料は生活に欠かせない必需品です。世の中にある膨大な種類の中から1つを選ばなければならなくて、価格や見た目、使用感…など、選び方は人によって異なります。

城間氏「薬剤師さんといえば、薬や化学の専門家のイメージがあります。洗顔料を選ぶ際も入っている成分をしっかりチェックしたり、どのように商品を選んでいるのかすごく気になります。」

洗顔料の選び方

実際に座談会の中ででてきた洗顔料の選び方は以下の通りです。

  •  成分を見て選ぶ
  • 製品のタイプ(泡タイプ、クリームタイプなど)を見て選ぶ
  • 「医薬部外品(薬用)」を選ぶ

 

成分を見て選ぶ

薬剤師 平野氏
「もともと、ニキビ肌に悩んでいましたが、ニキビに有効とされる成分のサリチル酸が配合された洗顔料を使用して症状が改善されました。」

サリチル酸は、ニキビ改善効果が期待できる成分の一つ。サリチル酸は、角質を軟らかくする作用や殺菌作用があり、これがニキビの悩みにおいては、重要な作用となります。そして、ニキビの原因となるアクネ菌の増殖を抑制する働きも期待できます。

製品のタイプ(泡タイプ、クリームタイプなど)を見て選ぶ

薬剤師 宗永氏
「洗顔は泡タイプを愛用しています。ワンプッシュで泡が出てくるので、ネットで泡立てる必要もなく手軽さと使い心地が気に入っています。浸透力や洗い上がりが良い気がします。」

泡タイプの洗顔料は、泡立てる時間がもったいないという方には時間短縮につながります。また、クリームタイプと比較すると、きめ細かい洗い上がりが期待できる反面、製品によっては、さっぱりしすぎてしまうということも考えられます。

 

「医薬部外品(薬用)」を選ぶ

薬剤師 宗永氏
「選ぶ基準としてわかりやすい表示としては医薬部外品(薬用)か、そうでないかが目安として良いのではないでしょうか。」

城間氏
「薬用の洗顔料は、ニキビ対策用としてよく見かけます」

医薬部外品(薬用)とは、厚生労働省に効果が認可された有効成分を配合し、予防や衛生を目的として作られているもののことです。医薬部外品のニキビ向け洗顔料を選べば、肌荒れを防止や炎症を抑える有効成分が一定量配合されていて、ニキビ予防の効果がある製品という目安になります。