暑い暑いと言っていた2022年の夏だが、お盆を越えた頃から様相が変わってきた。二十四節季の「処暑」(今年は8月23日)を過ぎると、言葉の意味通りに暑さが和らぎ、一気に秋めいてきたように感じる。蝉の声は虫の声に代わり、湧き上がっていた入道雲が鰯雲や巻雲に姿を変える。気がつけば8月は終わり、もう9月なのである。この時期は「二百十日」(にひゃくとおか)とも呼ばれ、台風襲来の特異日でもある。立春(2月4日頃)から数えて210日目の日で、毎年9月1日頃にあたるのだ。今年も大きな台風が発生したようだ。十分に注意して欲しい。

 

生理前に微熱の出やすい人は要注意

 こんな季節は体調管理がとても難しい。急な温度変化に体がついていけずに風邪をひく人も多い。台風接近による気圧の変化は、頭痛など様々な症状を引き起こすので厄介だ。食中毒にかかりやすい時期でもあるので、涼しくなったからといって油断は禁物、まだまだ注意が必要だ。

 厳しい暑さが峠を越えると、すぐに秋の行楽シーズンがやってくる。でも微熱が出やすい人は旅行先でも気が抜けない。微熱が出てもしばらく休んでいれば良くなることは分かっているし、それほど重い症状というわけではない。でも、活発に出歩くのはちょっとしんどい……。これくらいの微妙な症状は扱いにも困ってしまう。

 女性の心と体の問題をクローズアップしているWEBメディア『健タメ!』に気になる記事があったので、抜粋して紹介したい。

『佳菜さん(34歳)は生理前になると微熱が出て、ゾクゾクとして関節が痛いような感じで体がだるくなる。保育園の送り迎えに外に出るのもつらいので、最近は夫任せにしている。
 周りは子育てに熱心なママ友ばかり。「あの人、なんで朝起きられないんだろうね」とか「旦那さんが優しいのをいいことにサボってるんじゃない?」とか言われていないかちょっと心配だ。
 微熱があるときは、子どもが遊んで欲しくてまとわりついてきても全然かまってあげられないので、一時的とはいえ育児を放棄してしまっているのは事実かもしれない。症状が楽になれば、自分で保育園の送り迎えをして、子どもともっと遊んであげられるのに……。どうすればいいのだろう?』

『健タメ!』より)

 旦那さんが頼りになるのは良いことだが、毎月の体調不良には苦労していることだろう。保育園の送り迎えができる程度に「佳菜さん」の症状を改善する方法はないだろうか?

 

 

 そこで当サイトは『健タメ!』の編集部にお願いし、佳菜さんの症状を分析すべく薬剤師である手塚智子先生にお話を聞いた。