今回は「難波神社」である。

一応、場所は心斎橋駅から約5分。……なのだが、一筋縄ではいかない。なにせ場所が心斎橋から本町の、オシャレなお店がワンサカと建ち並ぶ場所にあるからだ。
そのため、寄り道への誘惑が恐ろしい。ハイブランドの店がズラリとあるので、ブランド好きの方なら1時間は見ておいた方がいいだろう。カフェ開拓が趣味の人なら、飲食の時間込みで、3時間くらいかかるかもしれない。近くに古着屋やセレクトショップがひしめく南船場があるので、そっちに引っ張られ、神社にたどり着かないという人かもしれない。

私も「あっ、あの店かわいい」「あの店おいしそう」とよろめきながら「後で寄ろう後で!」を合言葉になんとか到着しました。

 

一見普通の鳥居だが、目の前は御堂筋。難波方面に向けて、車がガンガン走っている。

神社に入っても、奥に見える北欧ブランド「marimekko」の看板が誘惑してくる。

難波神社は5世紀前半、反正天皇が即位したとき、父帝である仁徳天皇をご祭神として今の大阪府松原市に創建とされている。

その後943年に朱雀天皇の命により、今の大阪市天王寺区上本町に。現在の場所に遷座したのは、1583年。豊臣秀吉が大坂城築城するにあたって、移しかえたそうだ。

ほかにも、大泉洋……いや違った、源頼朝が土地を寄進したという記録もあるのだとか。

本殿。心斎橋にあるのに〝難波〟神社なのは、大昔このあたりが「上難波村」(今の難波は「下難波荘」)と呼ばれており、その名残である。

ご利益は国や社会の平穏安寧、厄除け、そして五穀豊穣など、諸願成就。要はザックリ、なんでもお願いできる、懐の大きい神社なのである。

難波といえば、商人の町。ということで、摂社の稲荷神社は特に「博労(ばくろう)町のおいなりさん」として大人気だ。見よ、この幟の数!
 

お狐さまがこちらをガン見しています。ひー、ご利益ありそう!