いよいよである。旅を取り巻く状況が好転してきた。

 2020年12月下旬から全国で一時停止しているGoToトラベル。新型コロナの感染拡大を受け、再開が先送りされてきたが、政府はGoToトラベルの停止が長期化していることから、昨年の4月からGoToトラベル再開まで都道府県が実施している県民割引を財政支援する「県民割(地域観光事業支援)」を実施している。そしてついに東京都民にも9月1日の正午から都民割「もっとTokyo」の販売がスタートしたのだ。初日は予約が殺到し、一時的にサーバーがダウンするほど盛況だった。

 9月7日からは、インバウンドの状況も変わる。1日当たり現行2万人だった入国者数の上限が5万人に引き上げられるのだ。全ての国を対象に添乗員なしのツアーによる入国も可能になる。コロナで大打撃を受けた旅行業界にようやく微かな光が見え始めたようだ。

 

 そもそもコロナ以前はたくさんの女性たちが自由に旅を楽しんでいた。パワースポットや縁結びの神社などは特に人気で、旅先のグルメも併せ「女子旅」という言葉もよく耳にしたものである。

 旅行は出会いのチャンスでもある。中には旅先で彼氏をゲットして交際や結婚にまで発展する人もいるようだ。ただし、そんなことができるのは、自分に自信がある人ではないかという気がする。容姿にコンプレックスがあったりすると臆病になって、せっかくのチャンスを逃してしまうかもしれない。

 


 それは女性の心と体の問題をクローズアップしているWEBメディア『健タメ!』のこんな記事からもうかがえる。

『千晶さん(28歳)は婚活中の会社員。早く結婚したいと焦る一方で、自分から出会いの場やデートを断ってしまうことが多い。理由はニキビだった。
 生理の頃になると肌がムズムズし始め、内側からフツフツと湧き出るようにニキビが顔全体に噴出。そんな顔を見られたくないという気持ちと、生理中のイライラも手伝って予定を全部キャンセルしてしまうという。
 生理が終わればニキビも徐々に治まってはくるものの、生理の度に予定をキャンセルしていては婚活が進まない。30歳までには絶対結婚すると決めているので、もうこれ以上チャンスを逃すわけにはいかない。そのためには顔のニキビを何とかしなければ……。どんなことに気をつければいい?』

『健タメ!』より)

 

 ニキビができたときに人に会いたくない気持ちはよく分かる。でも、婚活中となればそうも言っていられない。「千晶さん」のニキビを少しでも抑えることはできないものだろうか?

 そこで当サイトは『健タメ!』の編集部にお願いし、千晶さんの症状を分析すべく薬剤師である中田早苗先生にお話を聞いた。

 

「ニキビを防ぐには肌を清潔に保つことが大切ですが、洗顔のやりすぎは肌を乾燥させて過剰な皮脂分泌につながります。低刺激の石鹸を泡立て、ぬるま湯でやさしく洗顔しましょう。まず皮脂が多いTゾーン(額、鼻)、次にUゾーン(頬、顎周り)、最後に残った泡で皮膚の薄い目元・口元を洗い、洗顔後は低刺激性の化粧品で保湿をするようにします。
 抗酸化作用をもち、ニキビによる色素沈着の改善が期待できるビタミンCは積極的に摂りたい栄養素です。ビタミンCを含むレモン、ゴーヤ、キャベツなどを取り入れるとよいでしょう。規則正しい生活、特に質の高い睡眠は肌の生まれ変わりをサポートしてくれます。夜更かしをしないように注意しましょう」

 

 ニキビを防ぐには基本的なスキンケアと生活習慣が大切というわけか。これにプラスして、できてしまったニキビを改善するために何かできることはないのだろうか?

「根本的な改善を目的とするのであれば漢方薬の服用もオススメです。桂枝茯苓丸加薏苡仁(ケイシブクリョウガンカヨクイニン)には血の巡りをよくしてニキビやシミ、肌荒れなどの肌トラブルを改善する効果があります。頭部の余分な熱を逃がし、炎症ニキビや副鼻腔炎を改善してくれる荊芥連翹湯(ケイガイレンギョウトウ)なども良いと思いますよ」(中田早苗先生)

 千晶さんがニキビを気にせずに婚活に専念できる日は来るのだろうか。生理中の肌トラブルに悩まされている方は、一度漢方医に相談してみてはいかがだろう。

取材&記事:TABILISTA編集部/
「健タメ!」 
https://www.kamposupport.com/kentame/archives/7110