横丁巡りにおいて美味い酒は欠かせないが、その場所でしか味わえない料理も外せない。特に飲んだ翌日は二日酔いになることもある。そんなときに食べたいのが二日酔い横丁メシであるー。。

 

■長崎・飲み屋のママに聞く絶品横丁メシ

長崎・思案橋横丁

思案橋横丁を進むとディープなスナック街が…

 8月末、長崎を旅した。長崎市内にある随一の歓楽街「思案橋横丁」。その歴史は古く、かつて日本三大遊郭といわれた丸山遊郭(現在の長崎市丸山町・寄合町)が江戸時代にあった頃、遊郭に行くか行かないか思案したことから「思案橋」という名前になったのだとか。

 思案橋横丁は飲み屋が密集する通りだが、奥に進むと元々遊郭だった置屋にスナックやバーが所狭しと入居している。長崎滞在中は毎晩、この飲み屋街で浴びるほど酒を飲んだ。今回は思案橋の飲み屋のママに教えてもらった「二日酔いで食べたい絶品横丁メシ」を紹介します。

 

■胡麻が食欲をそそる! 二日酔いの体に染みる絶品おじや

思案橋のバーでテキーラを飲んで泥酔

ママおすすめ! 絶品おじや

 長崎2日目の朝、前日に深夜1時まで飲んだ私はふたたび思案橋横丁に戻ってきた。「二日酔いには絶対にコレ!」というバーのママに「絶品おじや」をおすすめされたからである。

 長崎の郷土料理が食べられる店で、元々は隠れメニューだったおじやは今や目当てに訪れる客も多いのだとか。ご飯を覆うほどたっぷりとかけられた卵の上には、すり胡麻とネギがこれまたたっぷり。一口食べると卵の甘さと胡麻の風味が広がる。出汁がたっぷり染みた米は柔らかく、二日酔いの胃に優しく染み渡る……。

 美味い……。もはや、これを美味しく食べるために二日酔いになったといってもよい。基本、二日酔いの朝は白湯しか飲めないのだが、あっという間に平らげてしまった。食べ終わる頃はちょうどランチ時でおじやを目当てにたくさんの客が来ていた。とても美味しかったです。ごちそうさま。