深紅の大優勝旗が初めて白河の関を越えた。宮城県の仙台育英高校が夏の全国高校野球選手権を制し、東北勢として初優勝したことは記憶に新しい。高校球児たちの溌溂としたプレーや、清々しい涙が胸を打った。今年の夏の甲子園は有観客で行なわれ、炎天下のアルプス席ではチアガールやブラスバンド、控え選手たち、そして選手の家族たちが必死に応援する姿がTVに映し出されていた。

 

 9月に入り、すっかり秋の気配が濃厚になってきた。食欲の秋、読書の秋、スポーツの秋…と何をするにも良い季節ではあるが、美健タビリスタが注目したいのは、日焼けである。スポーツ観戦をするときには日焼けに注意する必要がある。そんなことは重々承知という方も多いと思うが、見落としがちなのが頭皮の日焼けだ。肌の日焼け対策はバッチリで、首までしっかり日焼け止めを塗っていたけれど帽子を被るのを忘れていた!なんてことにならないようにしたいものだ。

 それは女性の心と体の問題をクローズアップしているWEBメディア『健タメ!』のこんな記事からもうかがえる。

『亜由美さん(42歳)には野球部に所属する息子がいる。試合があるときは父母も駆り出され、炎天下のもとでお手伝いや応援をする。
 美白ケアに余念がない亜由美さんは、日焼け止めを塗り直して万全の対策をしていた。しかし、顔に気を取られるあまり、頭皮の対策が疎かになっていた。うっかり帽子を被らずに数時間過ごしてしまったのだ!
 帰宅すると頭皮がヒリヒリしだした。そして、数日経過した頃、皮むけした皮膚がフケのように散らばるのを見て唖然とした。帽子をかぶらなかったせいでこんなことになるなんて…。
 髪を洗うのもひと苦労だ。何をしたらいいのか、何をしたらいけないのかが分からない。頭皮が日焼けしたときのケア方法を知りたい!』

『健タメ!』より)

 頭皮をあまり刺激したくはないけれど、フケが出るとなるとしっかり洗って清潔に保つことも大切な気がする。確かに、どうやって髪を洗ったらいいのか迷ってしまうだろう。「亜由美さん」はどのようなケアをするのが正解なのだろうか?

 

 そこで当サイトは『健タメ!』の編集部にお願いし、亜由美さんの症状を分析すべく薬剤師である中田早苗先生にお話を聞いた。

「直射日光を浴びると分け目やつむじが紫外線のダメージを受け、炎症が起きます。赤みやかゆみが生じ、乾燥や皮むけからフケが出やすくなったりもします。
 頭皮にヒリヒリとした痛みやほてりを感じたら、まずは冷やして熱を冷ましましょう。頭皮に保冷剤や、冷水につけて絞ったタオルをあてると効果的です。
 ヒリつきが強い場合はシャンプーやリンスは使わずに、しばらくはぬるま湯での洗髪と保湿のみでヘアケアをしましょう。症状が落ち着いてからも、頭皮を刺激しないように優しく洗います。濡れたままにしておくと細菌増殖や化膿につながることがあるので、高温になりすぎないように気をつけながら髪をしっかり乾かすとよいでしょう」