富山とのご縁は、今から10年以上前、高速道路のSAでの料理のお手伝いをしたときに生まれました。サービスエリアにあるレストランで、料理長と一緒に新しいメニューを作ろうという企画でした。

 富山に有磯海(ありそうみ)SAというサービスエリアがあり、そこのレストランの高本料理長と、富山名産白えびを使った丼を作ったところ大ヒットしました。高本さんは元ホテルの総料理長で、人の意見を素直に聴かれるセンス抜群のシェフでした。高本さんが高速道路のレストランを退いてからは、富山に出かけるたび黒部から車を運転してきて、地元の黒部ほか富山のリバーリトリート「雅樂倶」氷見にある「セイズファーム」ワイナリーなどを案内してくださいました。

 その後、2015年に開かれた「エンジン01オープンカレッジin富山」が、富山とのご縁を一層深くしてくれました。「エンジン01文化戦略会議」は第1線で活躍している人たち100人以上が、年1回ボランティアの「無私の精神」で集まって地方都市に出かけ、シンポジウムや講座を開き、その晩、町のあちこちの食事処へ講師が散らばり「夜楽(やがく)」と称して、講座を聴きにいらしたお客様と食事を共にするというイベントです。この「夜楽」,金沢の「食談」に似ていますね。

 このオープンカレッジでは、富山の市役所の方々、青年会議所の方々に大変お世話になりました。「夜楽」以外でも、ラーメン屋さん、焼肉屋さんなどへ連れて行っていただきました。