TABILISTA:タビリスタ 連載一覧 日本のほぼ真裏のウルグアイへ! 世界でもっとも貧しい大統領 ホセ・ムヒカ突撃記 画像・写真:アヤシげなマリファナショップも、オシャレなショッピングモールも、みーんな「世界でもっとも貧しい大統領」ホセ・ムヒカゆかりのスポット!? @モンテビデオ【ホセ・ムヒカ突撃記 vol.9】佐藤美由紀 画像・写真:アヤシげなマリファナショップも、オシャレなショッピングモールも、みーんな「世界でもっとも貧しい大統領」ホセ・ムヒカゆかりのスポット!? @モンテビデオ【ホセ・ムヒカ突撃記 vol.9】佐藤美由紀【合計38枚】 2021.10.4 ウルグアイの首都モンテビデの旧市街の一角。植民地代を彷彿とさせる石畳の街並みが続く。旧市街には歴史的な建物も多い。(1/38) 旧市街、市場の近くには土産物を売る露店が。Tシャツやサッカボールを売る店も。観光客で賑わっていた。(2/38) 旧市街の端っこのほうにある「メルカド・デル・プエルト(プエルト市場)」は150年以上の歴史がある市場。市場と言っても生鮮食品などの店はなく、屋台村のような雰囲気で小さなレストランがいっぱい。現在は、観光客向けのスポットになっている。(3/38) 「メディオ イ メディオ」でよく知られている銘柄は「roldós」。1888年プエルト市場にオープンしたレストラン「roldós」が、長い間、職人技で作ってきたもの。現在はワイナリーで生産されている。(4/38) 市場には、ウルグアイ名物「ASADO(アサード)(薪を燃やした火で肉を網焼きしたもの)」のレストランがたくさんあり、お客さんの目の前で肉を焼いている。(5/38) ダニエルに勧められたお酒は、ウルグアイ定番のアルコールドリンク「メディオ イ メディオ」。甘口の発泡白ワインと辛口白ワインを混ぜたものらしい。味は……「It’s girly!?」(6/38) 旧市街の街角。壁面がポップにペイントされた倉庫?(7/38) レンタサイクルか? この辺りは市場があって観光客も多いため、それを当て込んだもの?(8/38) マリファナショップ。窓には堂々と(!)マリファナの葉っぱのフラッグが掲げられている。大丈夫です。ウルグアイでは、マリファナの使用・栽培・販売は合法ですから。(9/38) ショウケースには、吸引グッズなどが並べられている。(10/38) 大麻草をデザインした洋服なども売られていた。男性も女性も店のスタッフ。(11/38) 店の奥の窓際には、テーブルやソファが置かれている。「ここでリラックスして吸っていいよ」ってこと !?(12/38) なんとソファのファブリックの柄もマリファナの葉っぱ!(13/38) 実は、私たちがウルグアイを訪れたとき、マリファナ合法化の法案は通っていたものの、販売の準備が整っておらず、まだ合法的な販売には至っていなかった。(14/38) 大統領時代にマリファナを合法化したムヒカは、こうしたショップにとっては「創業者」のようなもの? ムヒカについて書かれた本がディスプレイされていた。(15/38) モンテビデオの中心部にある「元ミゲレッテ刑務所」。見るからに〝廃屋感〟が漂う。だが、しかし。あとでわかったことだが、この刑務所はとても巨大で、私たちが見学したのは、ほんの一部。(16/38) 中は荒れ放題。野鳥の巣窟になっているのか、床は鳥のフンがいっぱいだった。(17/38) 独房の窓には、外からも部屋番号がわかるようにナンバリングが。(18/38) 吹き抜けを囲むようにして独房が並んでいる。(19/38) 外壁には囚人の落書きと思しき文字がギッシリ。(20/38) 門番のおじさんの飼い犬らしいワンコ。妙に人懐っこい犬だった。(21/38) かつてムヒカが収監されていた刑務所の建物をそのまま生かして作られたショッピングモール。巨大な駐車場も完備され、モンテビデオ随一の高級モールとして知られている。(22/38) ショッピングモールの入り口。刑務所だったとはとても思えない!(23/38) ショッピングモール内部。吹き抜けを囲むようにしてショップが並んでいるが、ショップがあるのは、かつて独房だった場所。(24/38) ショッピングモールの道を挟んだ向かい側には「Church of Our Lady of the Sacred Heart(聖心の聖母教会)」があるが、実はこれもムヒカゆかりのスポット。なんと、ムヒカたちがプンタ・カレータス刑務所からトンネルを掘って脱獄した先は、この教会の庭だった!(25/38) ローマ・カトリック教区教会で、教会寺院は聖心の聖母に、サイドチャペルは聖マルセリンシャンパニャットに、それぞれ捧げられている。(26/38) ネオロマネスク・スタイルの教会は、着工から10年後の1927年に完成したという。(27/38) モンテビデオ中心部にある大統領公邸。ムヒカは、ここに住むことを拒んで、郊外の農園内にある質素な家に住むことを選んだ。私たちが訪れたとき、タバレ・バスケスが第41代大統領を務めていたが、彼もまた公邸には住まず、元の自分の家で暮らしていたため、公邸は主不在の状態だった。(28/38) ムヒカとルシアが所属する派閥「609」と「LUCIA 」 の文字が確認できる壁面。(29/38) 街角で「FA」とか「609」などの文字を見ると、つい立ち止まって写真をパシャ。「FA」というのは、ムヒカ所属の政党「Frente Amplio(拡大戦線)」のことで「609」は、ムヒカの派閥。「FA」が「自民党」で「609」が「岸田派」とか、そんな感じ。写真は、「609」の基本委員会の事務所の壁面。歩いていて、たまたま見つけた。(30/38) 上の事務所の入り口上には、ムヒカとタバレ・バスケス(ムヒカの前と後に大統領を務めた)の顔写真入りのポスターが。(31/38) ウルグアイ版ゴールデンウイークが終わって、やっとオープンした土産物店。そこで、ついにムヒカのTシャツを発見! もっとたくさんあるかと思ったのに、「Uruguay」とか「Montevideo」などと書かれた、〝the・お土産〟Tシャツの中に混ざって、少しあっただけ。(32/38) 土産物店の窓際にはマグカップがズラリ。さて、ムヒカの絵柄は見つかるでしょうか?(33/38) 土産物店で見つけた〝アンディ・ウォーホールもどき〟のマグカップ。(34/38) ダニエルが〝裏原宿の雑貨屋さん〟的な、オシャレで個性的なショップを見つけてきてくれた。そこで買ったチャーム(?)は、ムヒカの大統領就任時の格好をモチーフにしている感じ。(35/38) ムヒカが愛車に愛犬を乗せているグッズは、チャームと同じショップで買ったナプキンスタンド(?)。私は、郵便物のフォルダーに使っている。(36/38) マグネット。これは先の雑貨屋とは別の、でも、やっぱり、小洒落た雑貨を扱うショップで買った。チェ・ゲバラやミック・ジャガーやジョン・レノンやマイケル・ジャクソンなど錚々たるメンツの中に紛れていた。(37/38) ウルグアイのお土産の中で、私の一番のお気に入りがこのTシャツ。(38/38) 記事本文に戻る