TABILISTA:タビリスタ 連載一覧 京都で町家旅館はじめました ~あずま女の京都ぐらし~ 画像・写真:【京都町家旅館】建つぞ建てるぞ楽遊「別邸」〈4〉(内装編) 2020年春に完成した別邸の建物とお庭の話の続き【京都で町家旅館はじめました~あずま女の京都ぐらし~】山田静 画像・写真:【京都町家旅館】建つぞ建てるぞ楽遊「別邸」〈4〉(内装編) 2020年春に完成した別邸の建物とお庭の話の続き【京都で町家旅館はじめました~あずま女の京都ぐらし~】山田静【合計19枚】 2022.1.29 5月上旬、額装された版画も届いて完成! 座布団やクッションは、前回に続いて「高岡屋」さんにオーダーした。華やかだけど派手にならない伝統柄が素敵(1/19) 別邸ロビーから庭をのぞむ(2/19) 唐紙の図案はすべて伝統文様。101号室「花」の「枝垂れ桜」(3/19) 103号室「鳥」は鶴が舞うおめでたい「天平雲鶴」(4/19) 106号室「月」は、私いちばんのお気に入り、月のお使い・兎が波に跳ねる「華波兎」。光があたると柄が浮きでて、たくさんの兎が部屋を跳ね回るみたいでかわいい(5/19) 庭に面した別邸ロビーにもなにか絵を……ということで、再び芸艸堂に相談しイチオシされた伊藤若冲の植物絵をチョイス。ふだん非公開の信行寺「花卉図天井絵」を版画にしたもので、庭の四季に応じて、山桜(春)・あじさい(夏)・菊(秋)・椿(冬)を掲げた(6/19) 別邸ロビーの椅子やテーブルも同時進行で作成していく。本館の椅子とテーブルが重たくて掃除が大変なので、別邸は軽くて、ひとりでもグループでも座りやすい、カフェみたいな感じでと設計士さんにお願いしてデザインしてもらった。椅子は大工さん手作りだ(7/19) 京都伝統産業ふれあい館は2020年に内装がリニューアルされ、併設展示にも力を入れている。訪れた翌日、4月10日からここも休館で、滑り込みセーフだった。写真は展示されていたかわいらしい伏見人形たち(8/19) 102号室「四季」は四季の変化を表現した輪がつながる「四季七宝」(9/19) 106号室「月」は「小波(さざなみ)」。淡く光る波は月明かりに照らされたように見える (10/19) 休館後の5月は、ほぼずっとひとりで作業の日々。ホコリ除けで全部片付けた殺風景ななか、週一回美山から届く花が目にうれしい (11/19) 「月」の完成写真。他の部屋は畳や引き戸は黒や茶色だが、この部屋だけほんのりと明るい(12/19) 105号室「風」は私のお気に入り、「巴の雪」。休館が続くなか、向かい風の吹雪のなか進む人の姿を見ては「私もがんばるし!」と励まされていた(13/19) 105号室「風」は風にたなびく「飛雲」(14/19) 4月4日、唐紙で仕上げたふすまが運び込まれ部屋っぽくなってきた(15/19) 5月上旬、額装された版画も届いて完成! 座布団やクッションは、前回に続いて「高岡屋」さんにオーダーした。華やかだけど派手にならない伝統柄が素敵(16/19) 101号室「花」は「八橋」。エルメスの表紙になった絵だ(17/19) 103号室「鳥」は雀がひょっこりのぞく「雪中竹(せっちゅうちく)」(18/19) 102号室「四季」は吉野山の桜を描いた「吉野」(19/19) 記事本文に戻る