TABILISTA:タビリスタ 連載一覧 ブーツの国の街角で ~歩いて発見、食べて楽しいイタリア探訪~ 画像・写真:海を愛する人たちが「誰にも教えたくない隠れ家」的なバカンス地は、イタリア人もあまり知らない小さな港町だった【ブーツの国の街角で vol.55「テルモリ」】田島麻美 画像・写真:海を愛する人たちが「誰にも教えたくない隠れ家」的なバカンス地は、イタリア人もあまり知らない小さな港町だった【ブーツの国の街角で vol.55「テルモリ」】田島麻美【合計18枚】 2022.3.26 アドリア海の小さな漁村テルモリはトレミティ諸島へ渡るフェリーの発着地でもある(1/18) 広い舗装道の両脇に、ショッピング・ストリートが広がる新市街(2/18) 道路を一本隔て、海に突き出すようにレンガの城壁に囲まれたボルゴがある。城壁の門の先には、中世以前からの小さな漁村の家並みが残されている(3/18) 古くから漁師たちの住まいがあった集落は、20年程前には深刻な過疎化が進んでいたという。現在では、昔の面影を残して美しく修復された館が並んでいる(4/18) ボルゴの中心にあるサンタ・マリア・プリフィカツィオーネ大聖堂。12〜13世紀に建てられたロマネスク様式だが、起源はさらに古く、元はギリシャ神話に登場するカストルとポルックスに捧げられた神殿があったという(5/18) ボルゴの城壁をぐるりと囲むように作られた遊歩道「ルンゴマーレ」(6/18) 北側には海岸線に沿って砂浜のビーチが続く。夏にはこのビーチいっぱいにカラフルなパラソルが並ぶ(7/18) テルモリの漁師小屋。伝統的な漁の方法で、この小屋の下に網を張って漁をする(8/18) 東側にある港には漁師たちの釣り船が並ぶ。駐車場前には荷揚げされたばかりの魚介類の競りが行われる市場もある。トレミティ諸島へのフェリーもここから出発する(9/18) 夕暮れのボルゴを歩く。ピンク色に染まった水平線の美しさに息を飲んだ(10/18) 漁や海を思わせるアイテムで装飾された『Osteria Dentro Le Mura』の小さな店内(11/18) 私がペスカトーレと勘違いした絶品郷土料理『Fusilli con Pescatrice(ペスカトリーチェのフジッリ)』(12/18) 『Seppia Ripiena』はミンチにしたイカゲソをパンとチーズ、ハーブであえてお団子にし、イカの中に詰め直してトマトソースの中で3時間以上煮込んだもの。イカの柔らかさと舌触り、濃厚なソースは感動ものの美味しさ(13/18) オーナーシェフのアントニオ氏を挟んで、左がソムリエのアラン君、右がアシスタントのアントニオ君(14/18) 毎週火曜日の朝に開かれる新市街のティモテオ広場の市場(15/18) 珍しいアドリア海の海の幸は見るだけでも興味深い(16/18) 地元の魚「ペスカトーレ」を手にポーズを取る魚屋の兄ちゃん(17/18) 特産品の「カチョカヴァッロ」を売る酪農家の屋台(18/18) 記事本文に戻る