2022.8.17 アジア超密集「高田馬場・西エリア」を歩く【越えて国境、迷ってアジア vol.137】室橋裕和 文・写真/室橋裕和 セモリナ粉とバナナを使ったミャンマーのスイーツ「シュエジー」を食べながら、僕は考えていた。ここ「リトル・ヤンゴン」もずいぶんと変わったもんである。ミャンマー人が集住する新宿区・…
2022.4.27 茨城の笠間のタイ寺院で行われたタイの正月「ソンクラン」は大いに賑わっていた【越えて国境、迷ってアジア vol.132】室橋裕和 文・写真/室橋裕和 茨城県南部には濃密なタイ世界が広がっている。高度経済成長期からバブル期にかけて日本にやってきて、そのまま定着したタイ人がたくさん暮らしているのだ。その理由については本連載#118で…
2022.3.24 「空港の水際対策は経験しないとわからない。カンボジアへの入国はタイより楽だった」下川裕治【コロナ禍を旅する〈21〉】番外編 文・写真/下川裕治 欧米や南米、アフリカは新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐ入国規制を撤廃しつつある。隔離はほぼない。ワクチン接種証明があれば、PCR検査も免除されつつある。 世界のなかで、新型コロ…
2022.2.22 バンコク横丁メシ【元バンコクNo.1キャバ嬢が行く!「呑んだくれ横丁探訪」vol.9〈番外編〉】カワノアユミ ■バンコクでは熱い横丁メシが食べたくなる バンコクでは11月〜2月が乾季で、朝晩は涼しくなる日もある。そんなときに食べたくなるのが鍋料理。リレーエッセイで紹介したチムチュム(記事参照)もおすすめだが、…
2022.2.8 まさに最高の横丁メシ!【元バンコクNo.1キャバ嬢が行く!「呑んだくれ横丁探訪」vol.8〈番外編〉パタヤ横丁メシ】カワノアユミ ■タイの横丁メシを食らう 横丁巡りにおいて美味い酒はもちろんのことだが、その場所でしか味わえない料理がある。日本の横丁でも様々なグルメをご紹介したが、海外となるとまた違った楽しみがあるだろう。年末年…
2022.1.24 【元バンコクNo.1キャバ嬢が行く!「呑んだくれ横丁探訪」vol.7〈番外編〉】コロナ禍、タイの中でも長い歴史をもつビーチリゾートパタヤのいま ■楽園パタヤの今 バンコクの東南約165キロに位置するパタヤ。1960年代に米軍の保養地として開発されて以降、タイの中でも長い歴史をもつビーチリゾートだ。ゴーゴーバー、バービア、ディスコ、ボーイズゴーゴー…
2022.1.23 タイ・イサーン地方(東北部)の郷土料理「チムチュム」。日本でも手軽に楽しめるカルディの「チムチュムセット」もオススメ! 【リレーエッセイ~ 旅リスタ★食べリスタ~「鍋料理編」vol.3】カワノアユミ 2022年、年明け。東京では4年ぶりの大雪となった。今年の冬は大寒波といわれているが、そんな時期に食べたくなるのが鍋である。各地で大雪が降った1月上旬、筆者はタイのバンコクにいた。バンコクの気温は30度。日…
2022.1.10 コロナ禍の海外横丁…タイ・パッポンのいま【元バンコクNo.1キャバ嬢が行く!「呑んだくれ横丁探訪」vol.6〈番外編〉】 ■パッポンの思い出 タイのパッポンが好きだ。バンコクを旅したことがある人であれば1度は訪れたことがあるだろう。パッポンはバンコクの三大ナイトスポットエリアの1つで、第二次世界大戦後、ウドム・パッポンと…
2021.12.22 身体の中にタイが足りなくなったときは日本のタイ寺院に行こう!【越えて国境、迷ってアジア vol.125西多摩の山中にあるタイ寺院】室橋裕和 文・写真/室橋裕和 JR五日市線の終点、武蔵五日市駅を出ると、そこには東京とは思えない景色が広がっていた。紅葉の山が鮮やかだ。空は高く、澄み渡っている。すぐそばの秋川渓谷に行くのか、山歩きやサイクリ…
2021.10.20 【元バンコクNo.1キャバ嬢が行く!「呑んだくれ横丁探訪」vol.1】 和歌山のカオサン? ノスタルジックな町並みとアジアの横丁が融合した元寺町で呑んだくれる 日本には様々な横丁がある。表通りから少し逸れた道に入ると並ぶ小さな看板の数々。ノスタルジックな赤ちょうちんやスナックが並ぶ”昭和横丁”から、バブル崩壊以降は寂れた趣の”平成横丁”。今どきの若者に人気の渋谷や恵比寿にある”令和横丁”まで、横丁にはその街の歴史が詰まっている。その空気に惹きつけられるかのように、今日も日本のどこかの横丁で呑んだくれる女が1人……。これは、元底辺キャバ嬢カワノアユミが織りなす横丁探訪記である。
2021.10.14 「日本の水際対策、3泊4日のホテル強制隔離生活」下川裕治【コロナ禍を旅する〈10〉】タイ(10) 文と写真・下川裕治 ■日本の水際対策で、空港近くのホテルに強制隔離 タイのバンコクでの2週間の隔離。そしてバタバタとバンコクで仕事をすませて帰国した。 しかし日本には日本の水際対策がある。コロナ禍前…
2021.9.23 「バンコクでの仕事を終えて帰国、今度は成田の隔離ホテルへ…」下川裕治【コロナ禍を旅する〈9〉】タイ(9) 文と写真・下川裕治 ■タイ入国後の2週間隔離が終わって、バンコクで仕事再開 タイは新型コロナウイルスをタイ国内に入り込まないよう厳しい水際対策をとっていた。タイに入国する人は全員、2週間のホテル隔離…
2021.9.22 関東の人には馴染みがない⁉ もっちり皮の餃子を味噌ダレで食べるのが神戸流! 南京町の餃子専門店「元祖ぎょうざ苑」【リレーエッセイ「餃子編」vol.8】カワノアユミ コロナ禍のお取り寄せブームが続き、お手軽に楽しめる餃子が人気になっているようだ。とはいえ、横丁ライターとして飲み歩く筆者の暮らす関西には様々な特色を放つ餃子屋があり、どうしてもお店で食したくなるとこ…
2021.9.9 「ついに2週間の隔離生活から解放! いつも泊まっている宿に入ったが…」下川裕治【コロナ禍を旅する〈8〉】タイ(8) 文と写真・下川裕治 ■隔離生活の運動不足を解消するのに行ったこと タイに入国する人は国籍に関係なく、全員が2週間の隔離を課せられた。かなり厳格な隔離である。PCR検査を受ける以外はドアの外にでることはで…
2021.8.28 日本で唯一の旅行専門書店店長がバックパッカー時代にタイの楽園・サムイ島で食べた思い出のカレーとは?【リレーエッセイ「スパイス・カレー編」vol.9】川田正和(「旅の本屋のまど」店長) それは忘れられない味だった。 あれから30年経っているが、今も鮮明に舌がその味を覚えていて、サムイ島を思い出す度にそのカレーの記憶が蘇ってくる。 大学を4年で卒業せず、1年留年しモラトリアムな日々…
2021.8.26 「2週間の隔離ホテル生活で空腹時に重宝したもの」下川裕治【コロナ禍を旅する〈7〉】タイ(7) 文と写真・下川裕治 ■バンコクで2週間の隔離生活、日本から持っていくべき食料は? バンコクのホテルで2週間の隔離。いったいどうなるのか、不安はいくつもあった。とにかくドアの外に一歩も出ることができない…
2021.8.12 「バンコクのホテルで2週間の隔離生活。PCR検査は陰性だったが…」下川裕治【コロナ禍を旅する〈6〉】タイ(6) 文と写真・下川裕治 ■隔離生活の日々、原稿、食事、洗濯… バンコクの隔離ホテルでの日々は続いていた。タイは国内に新型コロナウイルスが入ることを防ぐために、すべての入国者に2週間の隔離を課していた。 …
2021.8.11 茨城県南部に小さなタイ人コミュニティが点在する理由【越えて国境、迷ってアジア vol.118】日本には何故か存在しない「リトル・バンコク」的な街 文と写真・室橋裕和 僕はタイに住んでいたことがある。だから日本に帰ってきても、タイ人たちが住む街を訪ね歩いてきた。千葉・成田や東京・八王子にあるタイ寺院、タイ料理店が点在する錦糸町……しかしどこも…