2021.9.2 不安と孤独に泣きそうになりながら車で走り続けること1時間。幻の秘境を現実に体験できる「カリコボーズ」の里へ!【宮崎】南国の桃源郷「西米良ジビエ」 文と写真・原田秀司(*本記事は2019年03月07日初出のものです) 北緯32度、東経131度。宮崎県と熊本県の県境に南国の桃源郷・西米良村(ニシメラソン)は存在します。 桃源郷という言葉を耳にすると多く…
2021.8.6 光瀬憲子【台湾の人情食堂#131 忘れられない旅「 栗松温泉〈後編〉」】 文/光瀬憲子 まだ外国人観光客が少ない台湾の東側。そのなかでも秘境中の秘境と言っていい栗松の温泉を訪ねた。厳しい山歩きを成し遂げた者だけが到達できる渓谷のエメラルドの温泉は格別だった。 秘湯体験…
2021.7.16 光瀬憲子【台湾の人情食堂#130 忘れられない旅「 栗松温泉〈前編〉」】 文/光瀬憲子 旅行作家とはいえ、食べ歩きが半ば専門の私にとって、体力的にもっともきつかったのが台東県の山奥にある栗松温泉の旅だ。山奥の秘湯にどうしても行ってみたかったのだが、下調べをしてみると、そ…
2021.7.2 光瀬憲子【台湾の人情食堂#129 忘れられない旅「 蘭嶼島編〈後編〉」】 「台湾ロス」の皆さんへ〈19〉 文/光瀬憲子 台東から飛行機か船でアクセスする蘭嶼(ランユー)島。台湾の一部ではあるが、その自然豊かな景観や先住民たちの暮らしは台湾本土とはずいぶん異なる。 雅美(ヤ…
2021.6.18 光瀬憲子【台湾の人情食堂#128 忘れられない旅「 蘭嶼島編〈前編〉」】 文・光瀬憲子 台湾映画『等待飛魚』(Fishing Luck)で初めて蘭嶼(ランユィ・らんしょ)島という島の暮らしを知った。台湾に暮らしていた当時も名前は知っていたけれど、台東からさらに船で数時間かかるとい…
2021.6.4 光瀬憲子【台湾の人情食堂 #127 忘れられない旅「司馬庫斯(スマンガス)の巨木群〈後編〉」】 文・光瀬憲子 何度となく訪れた台湾の旅を振り返ってみると、美しい景色を思い出すことが多い。私の記憶に残る台湾の美景の多くは、先住民たちの里にある。司馬庫斯(スマンガス)の森もそのひとつだ。 台湾の…
2021.5.21 光瀬憲子【台湾の人情食堂 #126 忘れられない旅 司馬庫斯(スマンガス)の巨木群〈前編〉】 文・光瀬憲子 台湾で暮らしていた90年代末は、日本食が手に入りやすい台北に暮らし、都会らしい生活をしたがった私だが、いったん帰国して2000年以降に再訪するようになると、以前あまり知らなかった台湾…
2021.5.7 光瀬憲子【台湾の人情食堂#125 忘れられない旅「阿里山編(4)」】 文・光瀬憲子 最後の台湾旅行から1年半。家の片付けをしていたらパスポートを見つけて、また台湾へと思いを馳せる、そんな日々を送っている。忘れられない台湾の旅を振り返るシリーズ。今回は阿里山の最終回を…
2021.4.16 光瀬憲子【台湾の人情食堂#124 忘れられない旅「阿里山編(3)」】 文・光瀬憲子 忘れられない台湾の旅を振り返るシリーズ。台湾中部の山岳地帯、阿里山に暮らす先住民文化を巡る旅の3回目は、山間で作られている飲み物についてお話したい。 嘉義から2時間バスに揺られて到…
2021.4.2 光瀬憲子【台湾の人情食堂#123 忘れられない旅「阿里山編(2)」】 文・光瀬憲子 前回に続き台湾中部の山岳地帯に暮らす先住民・鄒(ツォウ)族の暮らしぶりを見てみよう。彼らの生活は、コロナ以降、日本でも見直されるようになった「おうち時間」や「自然と触れ合う時間」にも…
2021.3.19 光瀬憲子【台湾の人情食堂#122 忘れられない旅「阿里山編(1)」】 文・光瀬憲子 台湾へ行けなくなってから1年以上が経つ。台湾ロスを癒すため、日本の自宅で台湾料理を再現したり、東京や横浜で台湾グッズを探したりしていて、ふと気づいたことがある。自宅で丁寧に食事を作っ…