2022.6.28 【越えて国境、迷ってアジア アーカイブ#81「カンボジア側シーパンドン カンポン・スララウ〈3〉」】室橋裕和 文と写真・室橋裕和 メコン河を挟んで対岸にラオスを望むカンボジアの小さな村、カンポン・スララウ。向こう側に行きたいところではあるが、このポイントでメコンを渡河できるのは地元住民のみ。外国人には許可…
2022.6.28 【越えて国境、迷ってアジア アーカイブ#80「カンボジア側シーパンドン カンポン・スララウ〈2〉」】室橋裕和 文と写真/室橋裕和 カンボジア北東の辺境、カンポン・スララウ。メコン河を挟んで、目の前の村はもうラオスだ。マニアにとってはたまらない国境の風景が望めるのだが、そこへ声をかけてきたのは地元のアニキで…
2022.6.28 【越えて国境、迷ってアジア アーカイブ#79「カンボジア側シーパンドン カンポン・スララウ〈1〉」】室橋裕和 文と写真/室橋裕和 僕はアンコールワットの街シェムリアップを経った。目的地は誰も知らないカンボジア=ラオス国境、カンポン・スララウである。バンを乗り継ぎ、どんどんとカンボジアの奥地へと侵入していく…
2022.6.14 ネットにもほとんど情報のない、メコン河に沿ったカンボジア・ラオス国境の小さな町を目指して、旅が始まる。気分は「のび太の大魔境」!?【越えて国境、迷ってアジア アーカイブ#78「カンボジア・シェムリアップ~タベン・メンチャイ」】室橋裕和 文と写真/室橋裕和 アンコールワットの街シェムリアップを出発し、誰も知らないカンボジアの奥地へ。ネットにもほとんど情報のない、メコン河に沿ったラオス国境の小さな町を目指して、旅が始まる。 多くの人…
2018.9.12 「ラオス・パクベン~タイ・チェンコン」室橋裕和【越えて国境、迷ってアジア#59】脳汁が止まらない! ガコガコと揺れまくるボートに耐えながら右にラオス、左にタイを従えて、国境線となっているメコンを走る 文と写真/室橋裕和メコン河を行き来する水上交通の要衝パクベン。たくさんの旅行者が行き交いながらも、古き良きラオスがたっぷり残るこの村は、いまダム建設に揺れているという。2018年7月にラオス南部で発生し…
2017.6.14 「タイ・フアイコン~ラオス・ナムグン」室橋裕和【越えて国境、迷ってアジア#30】パチンコ屋の換金窓口のような窓口にパスポートを差し入れると、係官はハッと顔を上げ、僕を見つめた。まさか…!? 文と写真/室橋裕和 情報のない国境ポイントを探して、タイ北部の山中を迷い歩く。それはいったいどこにあって、どうやって行けばいいのか。本当に外国人も通過できるのだろうか。 メガロポリス・バンコクからL…
2017.4.26 「インド・モレー~ミャンマー・タム」室橋裕和【越えて国境、迷ってアジア#27】インパール。旧日本軍がたどりつけなかった地を、僕は踏みしめていた。日本軍の慰霊碑は子供たちの遊び場に 文と写真/室橋裕和 インド東北部マニプール州。そこはかつて、無謀な作戦を敢行した日本軍が地獄を味わった地でもある。かつて外国人に閉ざされていたこの地域はいま、旅行できるようになっている。日本軍が敗走…
2017.3.8 「インド・スピティ」室橋裕和【越えて国境、迷ってアジア #24】標高4205メートル、地球で最も高い場所にある村ともいわれるキッベル村。子供たちが駆け出してきて、外国人を珍しがり何事か話しかけてくる 文と写真/室橋裕和 インド最北、中国領が間近に迫るヒマラヤの国境地帯。そこには極限ともいえる苛酷な自然環境の中、チベット系の人々がたくましく暮らしていた。 パスポートに、とうとう10年の期限が迫って…
2016.5.15 「インド・シッキム」室橋裕和【越えて国境、迷ってアジア#05】「ダンナ、そろそろやばいぜ」カンチェンジュンガを仰ぎ、標高4000メートル超のオフロードを右に左に操っていた運転手が言う「あの山の向こうが、中国だ」 文と写真/室橋裕和 インド東北部シッキム州。ここは周囲を4つの国に囲まれた場所だ。そしてかつては、ひとつの独立した国家でもあった。ヒマラヤの絶景の中、チベット国境を目指す。 インド国産車アンバサダ…