2022.6.25 新潟県新発田の江戸前鮨店「鮨登喜和」酢飯が利いた見事な握り。三条にオープンした「スノーピーク」のオーベルジュ「雪峰」でモダンな日本料理を味わう。【料理評論家 山本益博&美穂子「夫婦で行く1泊2食の旅」vol.78 新潟・新発田 三条】 今回の旅の目的地は下越の新発田です。東京から新潟まで新幹線で出かけ、新潟から羽越本線に乗り換え、急行で30分ほどの旅です。ここに全国有数の江戸前鮨の店があります。その名を「鮨登喜和」といいます。 はじ…
2022.2.25 大阪で江戸前を味わえる「寿し処 黒杉」、感動的なラーメン「カドヤ食堂」。翌日は京都「くいしんぼー山中」でフレッシュな近江牛ステーキを味わう。【料理評論家山本益博&美穂子「夫婦で行く1泊2食の旅」vol.74】 かつて大阪に「ほうば」という韓国料理店がありました。野菜中心の前菜が10種類以上出て、眼と味を楽しませてくれ、松茸のポタージュ、あわびのリゾット、牛すじの煮込みなどがスペシャリテでした。それが、あると…
2022.1.25 福岡・博多「ゑびす堂」で冬のふぐ尽くし、佐賀・唐津「つく田」で本格江戸前鮨を小粋に【料理評論家山本益博&美穂子「夫婦で行く1泊2食の旅」vol.73】 今から50年も前のことで恐縮ですが、初めて京都へ出かけたとき、日本の古都なのに、東京っ子にとっては、なんともよそよそしい町だなと感じました。その後、何度出かけても印象は変わりませんでした。 ところが、…
2021.12.25 北陸の食材を楽しむミシュラン2つ星の名店、福井の江戸前鮨「鮨十兵衛」と金沢のイノベーティブ「ENSO」へ【料理評論家山本益博&美穂子「夫婦で行く1泊2食の旅」vol.72】 10年ほど前までは、毎年冬になると福井へ出かけていました。羽田から小松へ飛び、そこから列車で芦原温泉駅まで行き、駅からタクシーで20分ほど走ると、三国に着きます。この三国に「川㐂」という極上の蟹を食べさ…
2021.10.25 10月の京都、江戸前鮨「鮨まつもと」と、一子相伝の京料理「なかむら」へ。【料理評論家山本益博&美穂子「夫婦で行く1泊2食の旅」vol.70】 来春に「江戸前鮨」の本を出そうと企て、1年ほど前から東京は勿論のこと全国の鮨屋巡りをしています。福島いわき市の「鮨いとう」群馬舘林の「おばな」新潟新発田の「鮨登喜和」石川野々市の「すし処めくみ」愛媛…
2021.8.25 金沢のかけがえのない「江戸前鮨」と「フランス料理」【料理評論家山本益博&美穂子「夫婦で行く1泊2食の旅」vol.68】 文・写真/山本益博 金沢の隣町野々市市に評判高い鮨屋があるというのは、かなり以前から知っていました。その名を「すし処めくみ」といいます。ご主人の山口尚享(たかよし)さんが、毎日、石川ばかりかその先…
2021.5.25 富山の名店、フランス料理「レヴォ」、日本料理「御料理ふじ居」、鮨屋「鮨し人」へ 文と写真/山本益博 以前この連載でご紹介した富山のフランス料理「レヴォ」が、昨年12月末、山奥の利賀に新規移転して、あらたにオーベルジュを開きました。富山駅から車で1時間半の道のりです。 そのオープ…
2021.4.25 東京から日帰りで福岡・小倉の鮨屋「天寿し」、長崎・島原のレストラン「ぺシコ」へ 文と写真・山本益博 今回は「1泊2食の旅」ではなく、小倉の鮨屋「天寿し」日帰り、島原の「ぺシコ」日帰り旅の変則版です。 今や九州は東京から日帰りで食事できる圏内なのですね。小倉は知り合いが「…
2021.3.25 東京から世界へ発信している料理は「鮨」と「ラーメン」 1月に発出された緊急事態宣言が3月21日まで延びたため、東京から地方へ出ることがほとんど叶わず、それではと東京をあちこち旅することに決め、毎日、すしかラーメンを食べ歩きました。 東は江東区の葛西(ちば…