Netflix新作『Missナイト & Missデイ』が配信早々に視聴ランキングトップ10に入るなど、早くも人気を集めている。本作は、夜は20代、昼は50代に変身してしまう地方検察庁インターンのヒロイン(チョン・ウンジイ・ジョンウン)と、昼と夜で違う顔を持つ彼女に振り回される上司の敏腕検事(チェ・ジニョク)の奇想天外なロマンスを描くファンタジーラブコメディだ。

■Netflix新作『Missナイト & Missデイ』20代&50代の2人のヒロインが大活躍!大人ロマンスも?

『Missナイト & Missデイ』のヒロインは2人。8年間、公務員試験の勉強に明け暮れるも、就職活動に失敗し続けている崖っぷちの20代ヒロイン、イ・ミジンに扮するのはチョン・ウンジ(Apink)。ミジンは酔っぱらって猫を追いかけているうちに、一夜にして50代のアジュンマ(おばさん)になってしまうのだが、夜の間は本来の姿に戻ることができ、等身大のロマンスに落ちる“Missナイト”だ。

 釜山育ちの元気なヒロイン役で愛された女優デビュー作『応答せよ1997』以降、多くの作品で抜群のコメディエンヌぶりを発揮してきたチョン・ウンジだが、今回もそのチャーミングな魅力は健在! 思いがけない二重生活を強いられるヒロインのはちゃめちゃな日々を溌剌と演じている。

 “Missデイ”、つまり50代に変身中のミジンを演じるのは、名バイプレイヤーのイ・ジョンウン。『私たちのブルース』では鮮魚店経営者、『椿の花咲く頃』『まぶしくて―私たちの輝く時間―』ではヒロインの母親役など、韓ドラファンにはおなじみに実力派女優が、外見はアジュンマでも中身は若者というキャラを実にコミカルに体現。大騒ぎして落ち込んだり笑ったり、エネルギーに溢れる姿は見ているだけでパワーをもらえる。

 ある日突然50代に変身して途方に暮れていたミジンだが、偶然知った地元のソハン検察庁のシニア採用試験を、行方不明の叔母イム・スンの名前で受け、見事インターンに合格する。20代のミジンが果たせなかった公務員への道。ここぞとばかり、これまでの就活やアルバイトで習得したスキルを活かし、庁内で存在感を増していく万能“シニア”インターンの活躍に注目したい。

 そんな20代と50代の両方のヒロインに関わることになるのが、ソハン検察庁に赴任してくるエリート検事ケ・ジウン。扮するのは、『皇后の品格』『恋の記憶は24時間~マソンの喜び~』のチェ・ジニョクだ。

 高学歴で高スペックを持つ完璧主義者で、365日24時間仕事漬けのワーカホリックでクールなジウンが、清掃員上がりの、万能だけどどこか怪しいシニアインターンのイム・スンと、彼女の本来の姿であるイ・ミジンの間で、どのような反応を見せるのか。1986年生まれで、大人の色気漂う30代後半になったチェ・ジニョクの久々のラブコメ演技も楽しみだ。