どんな役も器用にこなすカメレオン女優としての異名を持つシン・ヘソン。『哲仁王后~俺がクイーン!?』では青瓦台(チョンワデ)の料理長がタイムリープして体内に入り込んだ朝鮮王朝の王后に、『生まれ変わってもよろしく』では19回も転生を重ねた女性を演じた。

 そんなシン・ヘソンが、最新作『私のヘリへ~惹かれゆく愛の扉~』では、最愛の男性との別れに大きなショックを受けたことが原因で、自分の中に別人格が現れる女性に扮し、1人2役を見事に演じ分けている。(以下、一部ネタバレを含みます)

■シン・ヘソン最新作『私のヘリへ~惹かれゆく愛の扉~』ストーリー&見どころ

 入社14年目ながら、努力が報われない無名アナウンサーのチュ・ウノ(シン・ヘソン)。ウノが眠りにつくと、別人格であるチュ・ヘリ(シン・ヘソン)が現れる。

 長年交際していた恋人チョン・ヒョノ(イ・ジヌク)との別れに加え、卒業旅行中に行方不明になった妹のことがトラウマとなり、ウノは、解離性同一障害を患っていた。

 同期入社のヒョノは、テレビ局でトップクラスに出世したが、その反面、ウノは鳴かず飛ばずの状態で、日々の生活にストレスが溜まるばかり。

 一方、別人格のヘリは、夢だった駐車場で働くうちに、憧れの人気アナウンサー、カン・ジュヨン(カン・フン)への思いが成就し、幸せの真っただ中だ。

 ある日ウノは目覚めると、ヘリからの手紙に気づく。そこには「幸せな自分に、この体を譲ってくれないか」と書いてあり……。

 2つの人格が共存することができるのか、はたまたどちらかの人格が、もう一方を打ち負かしてしまうのか。ウノとヘリの各々のラブラインも含めて、今後の展開に期待したい。

●配信情報

『私のヘリへ ~惹かれゆく愛の扉~』U-NEXTにて見放題独占配信(配信日:毎週月・火)

[2024年/全12話]演出:チョン・ジヒョン恋愛ワードを入力してください ~Search WWW~』『二十五、二十一』『庭のある家』、ホ・ソクウォン『庭のある家』(共同演出) 脚本:ハン・ガラム『天気がよければ会いにゆきます

出演:シン・ヘソン『サムダルリへようこそ』『生まれ変わってもよろしく』『哲仁王后~俺がクイーン!?』、イ・ジヌク『Sweet Home ―俺と世界の絶望―』『不可殺―永遠を生きる者―』、カン・フン『いつかの君に』『赤い袖先』『コッソンビ熱愛史(コッソンビ 二花院の秘密)』、チョ・へジュ『マイ・デーモン』『コッソンビ熱愛史(コッソンビ 二花院の秘密)』

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