韓国の音楽ボーイズグループ・BIGBANG(ビッグバン)のG-DRAGONが、去る11月22、23日に京セラドーム大阪で開催された世界最大級のK-POP授賞式『2024 MAMA AWARDS』でBIGBANGを“復活”させ、超満員の観客を熱狂させた。

■『2024 MAMA AWARDS』G-DRAGONのライブSOLD-LITEが登場!K-POP史に残る名ステージ

 2015年以来、9年ぶりにMAMAへの出演を果たしたG-DRAGONは、姿が見えない幻想的なシルエットで「無題 (2014)」を披露。その後、ピンク色の衣装に王冠のような帽子をかぶったG-DRAGONがステージ下をゆっくり歩いて中央に向かう姿が映し出されると、観客の注目が集中。

 そして、その姿がついにメインステージ上に。ダンサーとともに約7年ぶりのカムバックとなった10月31日発売の『POWER』を激しいラップを交えながら熱唱し、“王者健在”をアピールした。

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 続く22日に公開されたばかりの新曲『HOME SWEET HOME』では、同曲にフィーチャリング参加したメンバーのテヤン(SOL)とテソン(D-LITE)が次々と登場。3人の共演は完全なサプライズとなり会場のボルテージは最高潮へ。

 圧巻のステージに観客席から「BIGBANG」コールが沸き起こる中、受賞席にいたSEVENTEENaespa、(G)I-DLEのメンバーが立ち上がってペンライトを揺らすと、観客席の興奮はさらに上昇。ふと気付くと、センターの360度巨大LEDボードに「BIGBANG」の文字が点滅し始めた。

 会場内に不気味なほどの期待感が高まる中、BIGBANGの代表曲である「BANG BANG BANG 」のイントロが流れると、ドーム内はつんざくような歓声と悲鳴で包まれ、観客席はイエローのペンライトで染まった。

 G-DRAGON、SOL、D-LITEがステージ下から改めてせりあがって真っ赤なライトの中から登場する演出に大歓声が沸き起こり、4万人以上の観客が一斉に体を揺らして“王者帰還”を喜ぶと、その振動が同期して巨大ドーム全体を揺らした。

 一瞬にして会場を掌握した3人は大編成のダンサーと『FANTASTIC BABY』を畳みかけて、この日最大の見せ場と盛り上がりを作り上げた。今回のBIGBANG復活は、K-POP史に残る名ステージとして記憶されるのは間違いない。