世界中で大ヒットしたNetflix『イカゲーム』、待望のシーズン2の配信がスタートした。本作は、シーズン1で命がけのゲームを勝ち抜いたギフン(イ・ジョンジェ)が、ゲームの黒幕の正体を暴き、残酷な遊戯に終止符を打とうとする話だ。
今回はその第1話で、日本からの旅行者にもおなじみのソウルの風景を見つけたので紹介しよう。
■『イカゲーム』シーズン2、コン・ユが大立ち回りを演じた舞台はソウル鐘路3街のタプコル公園
ギフンを残酷なゲーム世界に引きずり込んだセールスマン(コン・ユ)が、ホームレスたちの前で大立ち回りを演じた場所は、ソウルの仁寺洞の東側、鐘路大通りに面したタプコル公園だ。
伝統家屋をリノベしたおしゃれなカフェ・レストラン街に生まれ変わり、日本からの旅行者にも人気の益善洞(イクソンドン)は目と鼻の先なので、コン・ユのファンにとってはタプコル公園が新たな聖地となるかもしれない。
タプコル公園は、時間はたっぷりあるが、懐にはあまり余裕のない高齢者が憩う場所であることは確かだが、実際にはドラマの第1話で描かれているようなホームレスの巣窟ではないので、安心して散策してほしい。
■ウィ・ハジュンとイ・ジョンジェがニアミスした世運商街の空中歩行路下
シーズン1で、失踪した兄イノ(イ・ビョンホン)を追ってゲーム会場に潜入した警官ジュノ(ウィ・ハジュン)。シーズン2の第1話では、セールスマンを追うギフンをスピード違反でつかまえる場面でニアミスする。
このシーンは、世運商街(セウンサンガ)と呼ばれる雑居ビル群の両脇に架けられた空中歩行路の下で撮影された。日本からの旅行者がよく利用する国都ホテルのすぐ近くだ。