■共闘プレイが熱い!「マックスレイドバトル」で仲良くなろう!

『ポケットモンスター ソード・シールド』公式サイトより。

 今作では「マックスレイドバトル」なるものが追加されました。

 これは、4人までのトレーナーで共闘して1体の巨大なポケモンを倒す、というものです。話が少しそれますが、「レイドバトル」という単語も、ネット回線を介したゲームの普及により少しずつ市民権を得てきている気がしますね。

 これまでのポケモンでは、「1対1」「2対2」「3対3」などの対戦はありましたが、トレーナーが力を合わせて「1対複数」で戦うことはありませんでした。共闘であれば「勝者と敗者」が同時に生まれることはないので、仮に敗れてもケンカになることはなさそうですね。

 巨大なポケモンの討伐後には、そのポケモンを捕まえるチャンスがあり、またアイテムも入手できるので、『モンスタハンター』のクエストのような感覚で楽しむことができそうですね。

 また、共闘なので、トレーナー同士でサポートしていく必要もあるのではないかと思います。

 RPGで全員が戦士タイプではボスに勝てないのと同じで、「ひかりのかべ」や「しんぴのまもり」などでサポートしたり、4体が同じタイプにならないようにそれぞれが選出したり、などといったコミュニケーションが生まれることで、また新しい「たたかう」楽しみを感じられそうですね。

■誰がプレイしても楽しめる新作になっている!?

 初代『ポケットモンスター』では伝説のポケモンとして「ミュウツー(一応、ミュウも)」が登場し、“準伝説ポケモン”として「サンダー」「フリーザー」「ファイヤー」が登場しました。今作ではこの“準伝説”のポジションにあたる新ポケモンについて、いまだ言及されていません。

 この“準伝説ポケモン”はネット対戦において非常に重要な要素となっている(これまでのレーティングバトルで、「伝説ポケモン」は禁止だったが「準伝説ポケモン」の使用はOKだった)ので、今作はどんなポケモンに出会えるのか、とても楽しみです。

 また、『ポケモンGO』の普及によって、ポケモンをプレイすることの抵抗(けっして「子ども“だけ”がやるもの」ではないのに、いまだにそう思われているフシも……)が薄くなってきている気がするので、ぜひ社会人の方々もプレイして「今どこまで進んだ?」「最初何選んだ?」「あいつ超強いよ」などと、当時のような会話に花を咲かせるのも楽しいと思います。

 きっと、誰がプレイしても素晴らしい体験を味わえる作品になっているでしょう!

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