桃月なしこ
桃月なしこ
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 “現役ナース”のコスプレイヤーとして近頃は少年誌や青年コミック誌の表紙などで頻繁に顔を見かける桃月なしこさん。放送間近の出演ドラマの役作りの苦労やコスプレを始めたきっかけ、私生活などを語ってもらいました。

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ーー出演ドラマ『GARO-VERSUS ROAD-』が、4月2日からいよいよ放送開始です。同作は2005年から始まったホラーアクションドラマ『牙狼〈GARO〉』シリーズの15周年記念作品。人気作に出演が決まったときは、どう思いました?

桃月 連続ドラマにレギュラー出演するのは初めてだったので、うれしかったですね。でも、撮影は楽しみって気持ちもあったんですけど、メチャクチャ緊張しました。あと、ドラマを見てくださる方にイメージと違うと思われたら、どうしようって(笑)。

ーープレッシャーを感じていたんですね。どういった役で出演されたんですか。

桃月 劇中で展開されるVRゲームを淡々と進行する案内人・朱伽(しゅか)役で出演させていただきました。台本を読んだとき、朱伽に対して、人ならざるもの……感情を持たないアンドロイドという印象を受けました。

ーー演じるのが難しそうな役ですね。

桃月 最初、どうしようかなって思いましたね(笑)。セリフを淡々と話せるように、感情を作らないようにしていました。ただの棒読みになっちゃってもつまらないし、感情を作りすぎても人間らしさが出ちゃうので、そこのサジ加減が難しかったですね。私、ふだん、いろんな人からロボットみたいってすごく言われるんですよ。だから、ようやく、ハマり役が来たのかなって(笑)。でも、実際の私は喜怒哀楽が激しいですけどね。

ーーアハハハ、ドラマの放送を楽しみにしています。ちなみに今後、どんな役を演じてみたいですか?

桃月 やってみたいのは、ホラー映画で、誰かを助けて1人だけ犠牲になって死んじゃうみたいな役ですね。

ーーそういった役のオファーが来るといいですね。お芝居以外にも、最近は初となる少年誌の表紙を飾るなど、目覚ましい活躍を見せていますが、芸能界に入る前から准看護師として働かれていたんですよね。

桃月 はい。でも今は、ありがたいことに芸能のお仕事が忙しくなって、看護師のお仕事は、なかなか行けてなくて。

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