吉川晃司『探偵・由利麟太郎』のカッコよさで振り返る、仮面ライダースカルの思い出
吉川晃司 (C)ふたまん+

 6月16日からスタートした吉川晃司(54)主演のドラマ『探偵・由利麟太郎』(フジテレビ系)が、特撮ファンの間で話題となっている。寡黙で洞察力が鋭いハードボイルドな由利麟太郎の姿から、かつて吉川が演じた仮面ライダースカルを連想した人は少なくないはずだ。

 同ドラマは、横溝正史氏による長編小説『蝶々殺人事件』を含む『由利麟太郎シリーズ』を原作とする、全5回のミステリードラマ。吉川は主人公の白髪の名探偵・由利麟太郎を演じており、志尊淳(25)が演じるミステリー作家志望の青年・三津木俊助とタッグを組み難事件を解決していく。

 特撮ファンにとっての志尊といえば、2014年の戦隊ヒーロー『烈車戦隊トッキュウジャー』(テレビ朝日系)でトッキュウ1号こと主人公・ライト役のイメージが強い。また今作では、第1話には『騎士竜戦隊リュウソウジャー』で関西弁のベテラン戦士・ナダを演じた長田成哉(30)が出演。第2話には『仮面ライダービルド』で仮面ライダークローズこと万丈龍我を演じた赤楚衛二(26)が出演。ゲスト俳優に特撮出身俳優が顔をそろえており、放送後には「特撮好きにはタマラン配役」「クローズじゃん!」「そのうち怪物と戦いそう笑」「スーパーヒーロータイムだこれ!」と、反響が相次いだ。

 第5話には『仮面ライダー鎧武』で主演を務めた佐野岳(28)の登場も発表されており、ラストまで特撮ファンから大きな注目を集めそうな今作だが、ここまで特撮俳優の話題で沸いた大きなポイントとして、吉川の存在がある。吉川も、かつて「仮面ライダー」を演じた経験があるのだ。

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