◎油断ならない選手

ドウグラスヴィッセル神戸

 ハイボールを競り合ったり、相手を背負ってボールを受けたりする時には、コンタクトの衝撃に備えて力が入り、不可抗力としてどうしても目を瞑ってしまうものだ。それはどの選手でも同じだが、ハイボールが体に当たるギリギリまでボールをしっかり見て、コンタクトがあった直後にいち早く目を開けている選手もいる。ただし、目がちゃんと開いている選手というのは意外と少ない。半開きだったり、白目のようになってしまったりすると、写真としてはボツになる。

 そういう場面でもしっかり目が開いてボールを捉えている選手からは、体の強さだけではなく、ボールへの執着心や気迫を多分に感じる。ドウグラスは特にそうだ。

 また、無理のある体勢からでも、そしてゴールへの角度が厳しくても豪快なシュートが飛んでくる。選手としてのファーストチョイスがシュートであるように、撮影している側もシュートを撃ってくる前提でレンズを向け、その派手なシュート後の姿勢も追い続ける。

コンタクトの瞬間も目を見開いているドウグラス
PHOTO GALLERY 油断のならないドウグラス、三笘薫ら3選手
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