■高卒ルーキー・ブワニカが千葉を救う!

 勝敗に直結するパフォーマンスを見せた“新鮮力”もいる。ヴァンフォーレ甲府をホームに迎えたジェフユナイテッド千葉では、高卒ルーキーのブワニカ啓太が大きな仕事をやってのけた。

 0対1で迎えた後半開始から起用されると、57分に同点弾を突き刺す。左サイドの安田理大のクロスを、ヘディングで合わせたのだった。ウガンダ人の父親を持つ彼は、186センチのサイズを誇る。

「ミチくん(安田)がホントにいいボールをあげてくれて、いつもヘディングの練習をしていたので、それをうまく出せたかなと思います。途中出場で流れを変えなきゃいけなかったので、勝利には導けなかったですけど、勝点をもぎ取れることに貢献出来て良かったです」

 千葉の前線にはこの日先発で2トップを組んだ船山貴之大槻周平、元日本代表川又堅碁、プロ2年目で190センチの櫻川ソロモンがいる。甲府戦に2列目で先発した東京五輪世代の岩崎悠人も、FWでプレーできる。

「J1に昇格できるようにチームに貢献したい」と話す18歳の躍動が、FWの定位置争いを激化させ、ひいてはチーム全体の活性化へつながっていけば──今シーズンの千葉は、面白い存在になっていくだろう。

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