【J1分析】大住良之×後藤健生「深夜の激論」2021開幕(3)「何度も蘇るセレッソ大阪・大久保嘉人」の画像
C大阪の背番号20 大久保嘉人 撮影:原壮史

ついに幕を開けた2021シーズンのJ1リーグ。大住良之と後藤健生、2人のジャーナリストが今季の展望、各チームのみどころを徹底的に討論。開幕節の深夜にかわされた熱い議論の行方はーー。

■「セレッソはいいね」「大久保はまだまだイケる」

大住「見てたらセレッソ大阪はなかなか悪くないなって」

後藤「大久保嘉人が生き返ってたね」

大住「大久保、豊川雄太ってのは危険なラインだなって感じたよね」

後藤「大久保は、裏取るのは本当にすごいじゃん」

大住「今日のヘディングシュートは上手かったしね」

後藤「そうそう」

大住「大久保は38歳だけど、全然まだいけるじゃんってね」

後藤「前にも1回、生き返っているからね」

大住「川崎に行って生き返ったよね。やっぱり持ってるんだよね、生まれつきの能力がすごいんだよね」

―気分屋なところもありますか。

後藤「ノッてる時の大久保はだれにも止められないけど、消えている時は試合にも出てこないくらい消えちゃうからね」

大住「それでイライラして、ファールして……」

後藤「相手からレッドカードもらうんじゃなくて、自分でレッドカードもらっちゃう」

大住「柏レイソルはちょっとキツイ感じ?」

後藤「レイソルはマイケル・オルンガがいなくなったのは絶対に埋まるはずがないんだから」

大住「ジュニオール・サントスを持っていた(※もともとの所属はレイソル。昨季のマリノスはレンタル移籍で今季サンフレッチェに完全移籍)わけだから。あれをうまく引き留めていれば、オルンガが行ったあとも、うまく手当てしたなという感じになったと思うんだけど、広島に行っちゃったんだよね」

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