ファンと二人の絆が光った「仲ヨシバトル」

 

正解以外の選択肢はスタッフが作成
この後「50:50」を発動し、選択肢は「A」と「B」の2択に

 最後のコーナーは、二人が賞品を賭けて戦う「仲ヨシバトル」。第1のバトルは、事前に相手が答えておいた回答を4択の中から推理するという「仲ヨシ4択クイズ」だ。問題は「好きな○○は?」「声優仲間で一番○○と思う人は?」「相手を擬音で表すなら?」といった内容で、各10問。まずは仲村が、中島の回答を推理した。

 だがここで、驚きのアクシデントが発生! 問題文を読み上げていた中島が口を滑らせ、うっかり正解(自分の回答)を言ってしまったのだ。中島らしくないミスに本人も動揺し、いつものクールな表情とは違う顔を見せていたのが印象的だった。また二人の即興好きは、ここでも健在。「50:50」等のヒントをもらえるルールを勝手に追加し、「テレフォン」ではなぜかイタコに電話して相手の霊(?)を呼び出すという小芝居で笑わせる。そして「オーディエンス」では、観客たちが大きな拍手で参加し、二人とファンの絆が感じられた。

 第2のバトルは「粘土アートバトル」。二人が粘土で作っているお題を配信視聴者がコメントで当てるまでの時間を競ったのだが、ここでもファンたちの熱意が輝いていた。二人が粘土アートを作り始めてから視聴者がお題を当てるまで、なんと中島は1分12秒、仲村に至ってはわずか36秒! そのタイムを聞いた二人も「早すぎない!?」と驚いていたほどだ。

 

思わぬ伏線と見事な回収に拍手喝采

 

揉める二人に「三度目の解散劇!?」と観客&視聴者も固唾を呑む

 二つのバトルの結果、勝者は仲村宗悟に決定し、ウイスキー(ラフロイグ)を贈呈! しかし昼の部でも賞品を手にしていた仲村に、突然「実はズルしてたんじゃないの?」と中島がクレーム。言い争いはやがて解散話になり、中島は「もう、本当に出て行くからね!」と同棲カップルの彼女を思わせる捨てゼリフを残して立ち去ってしまった。すると仲村は膝をついて「オレのバカ…!」と、これまた同棲カップルの彼氏のように後悔し、観客&視聴者はこの即興劇の行く末にワクワク。そこへ慌てた様子で再登場した中島が言い放ったのは、聞き覚えがあるあのセリフ。

「今、オレみたいなやつ、いなかったか!? そいつがルパンだ!」

 こうして、ファンの期待にばっちり応えてくれた仲ヨシの二人。夜の部では解散しなかったものの、中島によれば「仲ヨシはこれからもふんわりふわふわ、解散したり再結成したりしながらやっていくんじゃないかと思います!」とのこと。そのトークや即興劇のみならず、ユニットの行く末さえも予測不可能な仲ヨシの不思議な魅力は、唯一無二だ。この捉えどころのない、しかし妙に心地よい二人の空気感を、ぜひまた味わってみたい。

 

「今、オレみたいなやつ、いなかったか!? そいつがルパンだ!」

 

<開催概要>
「仲ヨシのイベント2022(仮)」

2022年2月20日(日) なかのZERO 小ホール
【昼の部】13:00開場・14:00開演 【夜の部】17:00開場・18:00開演
出演:仲村宗悟・中島ヨシキ
※配信終了

 

 

 

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