今年のカンヌ国際映画祭でも2冠受賞した『ベイビー・ブローカー』にも出演している、韓国人トップ俳優のカン・ドンウォン。彼がブレイクしたきっかけにもなった2004年公開の初主演青春映画『オオカミの誘惑』が、今夏7月に日本で舞台化されることが決定した。

『オオカミの誘惑』の物語は、田舎からソウルにやってきた高校生のハンギョン(イ・チョンア)が、テソン(カン・ドンウォン)と出会うところから始まる。そのふたりの間に、ハンギョンに興味を持ったヘソン(チョ・ハンソン)が加わって三角関係になる3人を中心にした青春ラブストーリーだ。原作は、韓国で当時人気のインターネット小説で、作者は18歳の女性ということも話題になった。

 今回の舞台『オオカミの誘惑』は、7月23日(土)~7月31日(日)、東京の銀座博品館劇場にて上演される。舞台化にあたって、日本と韓国で数多くの舞台やミュージカル、映像作品に出演するなど活躍中のユナクSUPERNOVA超新星)〉が初の演出を手がけることも注目だ。

 舞台化にあたって、ユナクのコメントが届いた

●演出・ユナクコメント

「初めて舞台の演出をすることになりました。韓国で有名な映画『オオカミの誘惑』が日本で初の舞台化、その演出を手掛けることは、とても光栄であり嬉しく思います。

 ひとりの女子高生とふたりの男子高校生の恋の行方を、それぞれの役を魅力を引き出し、現代の要素も織り交ぜて、若さ溢れる青春ラブロマンスとしてお届けします。

 愛、友情、涙、アクションと、ドラマティックな要素がちりばめられた今作を、ぜひ劇場でお楽しみください」

 気になる出演キャストも発表になっている。カン・ドンウォンが演じた喧嘩っ早いがナイーブな性格のジェイ(本田鼓太朗/原作名テソン)役は、男性ボーカルグループSOLIDEMOのメンバーで、歌手、俳優として活躍する中山優貴と、K-POPボーイズグループ大国男児としてデビューし、現在はソロで舞台、ミュージカルなど、日本と韓国で活動するカラムが、Wキャストで演じる。

 チョ・ハンソンが演じた学校のリーダー的存在で、ジェイのライバルの朝岡晴光役(原作名へウォン)は、声優、俳優として舞台、映画ドラマと幅広く活躍する正木郁と、『海賊戦隊ゴーカイジャー』主人公のキャプテン・マーベラス役を始め数多くのテレビ、舞台に出演している小澤亮太という、Wキャストとなる。

 彼らと三角関係になるヒロインの本田雫(原作名ハンギョン)は、越智ゆらのと白石まゆみがWキャストで演じる。

 朝岡の親友、佐藤有馬役(原作名ユウォン)にミヌと松本旭平、雫の妹の足立柑菜役(原作名:ダルム)を伊藤優衣と松村芽久未、乾さゆり役(原作名ジェヒ)に小山璃奈と 田口華、雫のクラスメート望月莉子役(原作名ジョンイム)に黒木美佑(もう1名は後日発表)が、それぞれWキャストで出演する。

 チケットは一般発売に先駆けて、6/3(金)17:00から主催者先行受付中。詳細は舞台『オオカミの誘惑』公式サイトhttps://ticketstage.jp/ookaminoyuuwaku/へ。

●公演情報

公演日:2022年7月23日(土)~7月31日(日)
会場:銀座博品館劇場(東京都中央区銀座8-8-11)
主催:舞台『オオカミの誘惑』実行委員会

舞台『オオカミの誘惑』オフィシャルサイト:https://ticketstage.jp/ookaminoyuuwaku/
舞台『オオカミの誘惑』オフィシャル Twitter :@ookami_2022