――今回、技術委員長に就任された西野さんですが、すでにハリル・ジャパン、手倉森ジャパンをはじめアンダーカテゴリーの代表は活動を継続中です。田嶋会長ご自身、現チームに「新たなものを入れるのはリスクが高い」と就任会見で述べていました。

「そうですね、監督のやっていることに口を出すつもりはありません。その代わり、海外遠征に行かせる等サポートはどんどんやりましょう、というのが西野技術委員長と共有している考えです。サムライブルー(日本代表)に対してもタッチするつもりはありません。日程が限られていて、現状ではFIFAの国際マッチデーしか活動できません。手を加えるべきはトレセンだとか、JFAとJクラブのアカデミーとか、高体連、中体連、12歳以下といったところのトレーニング。この分野をもっと世界基準にしていくことです」

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