■『ジャンプ』黄金期読者から選ばれたブルマ

 第1位(10%)は『ドラゴンボール』のブルマ。ブルマは鳥山明氏の代表作『ドラゴンボール』に登場するメインヒロインで、お金持ちで頭脳明晰なお嬢様。数々の発明品を生み出す才能とアグレッシブな行動力を持っており作中でも活躍することや、アニメがシリーズとして長く続いたことから、印象に残っている人も多いのではないだろうか。作中ではヤムチャとつきあっていたが、最終的にはベジータと結婚し、息子・トランクスと娘・ブラをもうける。特にヒロイン的な行動はないが、アニメのエンディングでアンニュイな表情を見せていたり、原作初期では亀仙人を相手に刺激的なシーンが描かれていたこともあり、選んだ人が多かった様子。

 ブルマを選んだ人からは「天真爛漫なところがいい」(38歳・男性)、「性格がツンツンしていて好み」(39歳・男性)、「性格はキツいがかわいい!」(38歳・男性)と、特に30代後半の男性から、今でいう「ツンデレ」なヒロインらしい性格が高く評価された。また「アニメのヒロインとして、強く記憶に残っているから」(32)と、慣れ親しんだアニメだからこそ強く印象に残っている人も多かったようだ。

 なお、30代からのアンケートではその他、『新世紀エヴァンゲリオン』の綾波レイ、『名探偵コナン』の毛利蘭などの名前も上がった。

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