■『愛の不時着』出演のハ・ソクジンは理系男子
理系で有名なのは、映画『新感染半島 ファイナル・ステージ』で主演を務め、是枝裕和監督が手がける韓国映画『ブローカー』にもキャステイングされている元祖“顔面国宝”俳優、カン・ドンウォン(40)。彼はもともと工科大として設立された漢陽大学の機械工学科出身。モデル出身の抜群のスタイルの良さばかりがもてはやされているが、実はユーモアのセンスもあり、インタビューなどではウィットに富んだ受け答えをする脳セク理系男子だ。
『愛の不時着』で“沼落ち”した人におすすめなのが、同作でヒョンビンの兄を演じていたハ・ソクジン(39)。カン・ドンウォンと同じ漢陽大学機械工学科出身で、『脳セク時代』のレギュラー陣だ。彼は“キス職人”の異名も持ち、ネットフリックス配信中の『1%の奇跡〜運命を変える恋〜』にツンデレ男子役で出演している。
『脳セク時代』のレギュラーでいえば、韓国外語大学ドイツ語教育科出身のキム・ジソク(39)も外せない。ネットフリックス配信中の『椿の花咲く頃』ではプロ野球のスター選手を演じるなど、肉体美でも知られているが、中学時代から英国の名門私立高に留学し、高校3年までを過ごした知性派なのだ。
最後に、日本でもすっかりおなじみのJ.Y.Park(49)。世界的音楽プロデューサーである彼は延世大学の地質学科出身で、同大学院政治外交学科修士課程を中退している。高校時代は生徒会長も務めていたというから、リーダーとしての資質は当時からあったようだ。
ビジュアルだけでなく、この“脳セク”に注目してみると、韓流もまた違った楽しみ方ができるかもしれない。韓流の“沼”はまだまだ深いのである。『韓国TVドラマガイド』93号では、泣ける話題作から最新ドラマ、俳優やアイドルのホットニュースまでたっぷり紹介している。ぜひ、新たな“沼落ち”ドラマ&推しを見つけてほしい。