■明るくお茶目だけど、悲しみや寂しさが漂う

 ジェジュンが演じるキャラクターの魅力はどこから生まれてくるのだろう。

「普段は明るくお茶目だけど、その歩んできた人生の苦労ゆえに、そこはかとなく悲しみや寂しさが漂ってきます。そういった部分がアーティストとしてのジェジュンの魅力であり、俳優としてもハッとさせられる部分かもしれません」(同編集部)

『Dr.JIN』 写真出典:MBC

 ジェジュンの持つ二面性の魅力は、シリアスな作品だけでなく、ラブコメディーでも発揮されている。

「もう10年前の作品ですが、同じように二番手を演じた『ボスを守れ』(2011年)でもその魅力が発揮されていましたね。クールで完璧な上司なのに、恋愛には純粋で不器用で、その切ないギャップがとても印象に残っています。

 この『ボスを守れ』はラブコメディーとしても良くできた楽しい作品なので、以前見たという人にも、最近韓国ドラマにハマったという人にもお薦めしたいです。今は動画配信サービスでも見られます」(同編集部)

 ドラマ出演は、除隊復帰作として話題になった『マンホール~不思議な国のピル~』(2017年)以来、ご無沙汰となっているジェジュン。久々にドラマや映画の世界で俳優ジェジュンの演技を見たいと願っているファンも多いだろう。今回のドキュメンタリー映画に続いて、次回出演作のニュースが入ってくるのが待ち遠しい。

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