日本国内でもニュースや新聞で大きく報道されたBTSメンバーの活動休止発言。所属事務所側は「今後はソロ活動をする予定だが、グループ活動も継続していく」とコメントを出したが、今後、メンバー個々人の活動が活発になることは間違いないだろう。
これまでのBTSメンバーの個人活動のひとつに、韓国ドラマのOST(オリジナル・サウンドトラック)参加というものがある。K-POPアーティストの場合、メンバーの出演作に援護射撃するというケースが多いが、BTSメンバーの初参加OSTもこのケースにあたる。
そこで、BTSメンバーのこれまでのドラマOST参加曲をまとめておさらいしておこう。
■VとJINのコラボ曲『花郎』挿入歌「死んでも君だよ(죽어도 너야)」
Vことキム・テヒョンが出演した青春ロマンス史劇『花郎〈ファラン〉』。パク・ソジュン、パク・ヒョンシクらが演じるイケメン花郎メンバーの一員として、Vが甘えん坊の最年少キャラを瑞々しく演じた。その『花郎』の挿入歌「死んでも君だよ(죽어도 너야)」は、VとメンバーのJINのコラボ曲で、BTSのOST初参加となった。
愛する人への切実な想いを歌詞に乗せて歌われたこの曲は、Vのセクシーな重低音ボイスと、JINの繊細な高音の歌声JINの掛け合いが絶妙な化学反応を生み出し、『花郎』のストーリーに彩りを添えている。
https://music.apple.com/jp/artist/v/1089866220
■『梨泰院クラス』挿入歌、Vが仲良しのパク・ソジュンに贈った「Sweet night」
大ヒットドラマ『梨泰院クラス』の挿入歌、Vが歌う「Sweet night」も名曲だ。『花郎〈ファラン〉』の共演で縁を結んだパク・ソジュンの主演作ということで、V自ら、作詞・作曲・プロデュースを手掛けた。
この「Sweet night」は『梨泰院クラス』13話と最終16話のエピローグシーンに流れた。歌詞と優しく柔らかに包み込むような歌声が、波乱の人生を生きてきた主人公パク・セロイ(パク・ソジュン)がようやく出会った心癒されるひと、イ・ソ(キム・ダミ)に向けた想いに重なり、名場面になっている。
ちなみに、パク・セロイが人生のすべてをかけて開いた居酒屋『タンバム』は、韓国語で「甘い夜」という意味。彼に、「Sweet night」という歌を贈ったVの想いにシビれる。
https://music.apple.com/jp/music-video/sweet-night/1503273470