ソン・ソックが扮するのは33歳の編集者・ライターのウリ。仕事も恋愛も思うようにいかない不器用な男性で、文芸創作科出身の文学青年にもかかわらず、編集長から苦手な恋愛記事を書くように命じられてしまうという役どころだ。
ウリが取材目的で加入したデートアプリで、29歳のジャヨンと知り合うことから物語は始まる。ヒロインのジャヨンを演じるのは映画『バーニング 劇場版』『ザ・コール』、ドラマ『ペーパー・ハウス・コリア』などの出演作がある実力派女優チョン・ジョンソ。恋愛抜きで始まった2人の曖昧な関係に、ウィットに富んだ会話が心地よく楽しめる。百想芸術大賞を受賞した脚本が秀逸だ。
『私の解放日誌』ではキム・ジウォン、『恋愛体質～30歳になれば大丈夫』ではチョン・ヨビンと、これまでもヒロイン役の女優と一風変わった関係を演じてきたソン・ソック。今回はチョン・ジョンソを相手にどんなケミストリーを見せてくれるか、ソン・ソックの演技にも注目だ。
共演は『82年生まれ、キム・ジヨン』『海街チャチャチャ』のコン・ミンジョン、『操作された都市』のキム・スルギ、『パイプライン』のペ・ユラム、『モガディシュ 脱出までの14日間』のキム・ジェファなど、個性派が揃っている。
『恋愛の抜けたロマンス』は7月8日（金）よりシネマート新宿ほか、全国順次公開。
配給：クロックワークス 監督・脚本：チョン・ガヨン 脚本：ワン・ヘジ
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