三姉妹に関わる登場人物たちからも目が離せない。
長女インジュと同じ建設会社に勤務するチェ・ドイル役を演じているのは、1991年生まれの“大人俳優”ウィ・ハジュン。『イカゲーム』では過酷なゲームに決死の覚悟で潜入するタフな刑事を、『バッド・アンド・クレイジー』ではイ・ドンウク扮する主人公を振り回す“謎のヘルメット男”というぶっ飛んだキャラクターを、『ロマンスは別冊付録』ではイ・ジョンソクの恋敵で、“紳士”なアート系男子を演じるなど、役の幅は広い。
2話の時点では、長女の協力者となり、会社の不正経理を暴いていくというところまではわかったが、その意図は見えず、味方か敵か、謎のままだ。『私の解放日誌』のソン・ソックや『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』のカン・テオに続く、“時の人”となるか、今後の展開を見守りたい。
次女インギョンの幼なじみの男性ハ・ジョンホ役は、『赤い袖先』でジュノ(2PM)扮するイ・サンの側近を演じたカン・フンが担う。『赤い袖先』では外柔内剛、一見ソフトだが、ある種の“クセモノ”キャラで強い印象を残した彼。本作では本物の“ナイト”となっていくか、期待したい。
ほかにも、富と権力の象徴である夫婦の夫パク・ジェサン役は、『ペントハウス』での強烈なクズ男演技で“国民の怒り”を買ったオム・ギジュン。妻ウォン・サンア役は映画『MASTER/マスター』のオム・ジウォンと、かなり濃いキャラクターたちが揃っていて、いわくありげな雰囲気を醸している。
序盤のキーパーソンとして、長女インジュンの職場の先輩役にチュ・ジャヒョン(『グリーン・マザーズ・クラブ』『私たち、家族です~My Unfamiliar Family~』)。同じくインジュンの会社理事役にオ・ジョンセ(『サイコだけど大丈夫』『椿の花咲く頃』)が出演し、強烈な存在感を放っている。
2話には『ヴィンチェンツォ』つながりで、ソ・ジュンギが特別出演したことも話題だ。今後の出演者にもぜひ注目を。
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