デビュー作となった2013年のドラマ『オーロラ姫』以来、落ち着いた風貌と誠実なキャラクターが絶妙マッチし、愛されてきた“長編界のプリンス”俳優ソ・ハジュン

 主人公オクニョチン・セヨン)に想いを寄せる朝鮮王朝の13代王・明宗役を好演した『オクニョ 運命の女(ひと)』(2016)年でファンになった人も多いのではないだろうか。

 そんな彼が、今月21日に東京で開催されるファンミーティング「ソ・ハジュン 2023 ファンミーティング- Remember-」に向けて、日本への想いを語ってくれた。

 さらに、役を演じる上で心掛けていること、最愛の母を失った悲しみと不正への憤りから、復讐の鬼へと変貌する主人公ウ・ジファン役を熱演した『秘密の家~愛と復讐の迷宮~』(BS朝日で放送中)の話も飛び出した。

●ソ・ハジュンProflile

 1989年9月19日生まれ。高校生のときにミュージカル舞台を見て俳優を志すようになり、演劇や香港でのモデル活動を経て、2013年『オーロラ姫』でテレビデビュー。『ずっと恋したい』(2014年)、『私の婿の女』(2016年)と、帯ドラマの主人公を立て続けに演じ、“長編劇のプリンス”と呼ばれる。

 そのほかの出演作として、『ちょっと味見しませんか?』(2019年)、『火の鳥-運命のいたずら-』(2020年)などがある。今年からはチャンネルAの『新郎授業(花婿修業)』に出演するなどバラエティ番組でも活躍中。

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■ソ・ハジュンからファンミーティングに向けてのメッセージ

――日本で久しぶりにファンミーティングを開催することになりましたが、ご気分はいかがでしょうか?

 日本のファンの方々に必ず会いに来るというその約束がいつも心の片隅に残っていたので、その約束を守ることができてとても嬉しくてわくわくしています。

 長い間お会いできなかった分、もっと多くのことを日本のファンの方々と分かち合って、お会いする時間ももっと充実させたいという気持ちです。

 お互いに会えなかった長い時間の間も、私に送ってくださった日本のファンの方々の愛に少しでも応えられるように頑張って準備をしています。今は一日も早く皆さんに会いに行きたい気持ちでいっぱいですね。

――日本では現在『秘密の家~愛と復讐の迷宮~』が放送されていますが、撮影時の思い出を教えてください。

 実は撮影する間、一つのシーンの収録が終わって監督からOKサインをもらえると、俳優たちで同時にこのドラマのOSTハン・ヨンジュさんの「Goodbye」を歌ったことがありました。切ない曲ではあるんですが、皆で元気に歌って笑顔になった思い出があります。

――いつもより俳優として心がけている点は何ですか。

 俳優としてというわけではないのですが、コロナをきっかけに健康にもっと関心を持つようになりました。 運動も前よりもっと頑張っています。