――主人公ジヨン役を演じたナム・ジュヒョクさんは、本格アクションに初挑戦した作品となりました。現場ではどういう印象でしたか?

ユ・ジテ 原作でのジヨンは、チョ・ホンに比べると小柄なんです。それを今回長身のジュヒョクさんが演じることになり、体格的に私と対等になりました。身体を鍛え、ジヨンの役作りをしたジュヒョクさんを見た瞬間に、「あ、これは原作とは違ったオーラを放つことになるんだろうな」と思いました。

 アクションも原作よりカッコいいジヨンが誕生するだろうなという予感がありましたが、実際にもジュヒョクさんがかなりのオーラを放っていたので、私もチョ・ホンを演じるうえで、かなり力を入れざるを得なくなりました(笑)。

キム・ソジン 私自身は、アクションシーンでジュヒョクさんと絡むシーンはなかったのですが、原作のジヨンとかなり近い、高いシンクロ率を感じました。彼は、身長が高いだけではなく手足もとても長いので、アクションをやっても非常に豪快さを感じさせる印象を受けました。ジヨンが犯罪者を裁くアクションシーンは、ご覧になる方々も痛快さを感じられると思います。

イ・ジュニョク ジュヒョクさんは、以前バスケットボールもやっていて元々非常に運動神経が秀でた人なんです。さらに今回、彼はボクシングも熱心に練習していたので、アクションシーンをとてもうまくこなしていました。原作漫画からそのまま出てきたようなルックスで、アクションシーンを披露していると、まるで自分の目の前で漫画の世界が繰り広げられているような感覚に襲われました(笑)。(横でユ・ジテが爆笑)ですので、かなりシュールな瞬間を、これからドラマをご覧になる皆さんとも共有できるんじゃないかなと思います。

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