Netflix配信開始以来、連日視聴ランキングトップ10上位を維持し、圧倒的人気を得ている『マイ・デーモン』。悪魔のような財閥後継者と完全無欠の悪魔という、美しくも変わり者カップルよる“命をかけた契約結婚”の行方を描くファンタジーロマンスだ。
優雅な不老不死人生を生きるなか、ある日突然魔力を失ってしまうデーモン、チョン・グウォンを演じるのは、甘くセクシーなルックスも魅力の若手人気俳優ソン・ガン。
最新作『Sweet Home−俺と世界の絶望−』シーズン2では、人間と怪物の間を生きる“特殊感染者”という役どころを体当たりで演じる一方で、本作では『わかっていても』や『気象庁の人々：社内恋愛は予測不能?!』で見せた甘い魅力をレベルアップし、最新“ラブコメプリンス”に浮上中だ。
デーモンが初めて緊張を味わった人間で、非婚主義のクールな財閥後継者ト・ドヒを演じるのは、『雲が描いた月明り』『20世紀のキミ』などで同性からの支持も高い子役出身女優キム・ユジョン。
2人の丁々発止のやり取りも愉快で胸キュンな本作。第3〜4話では、互いの弱みを握り、運命共同体として手を組むことになった2人。その見どころを解説する。（以下、一部ネタバレを含む）
■『マイ・デーモン』序盤ストーリー
業界トップの業績を誇るミレＦ&Bの若き社長ト・ドヒ（キム・ユジョン）は、ミレグループ会長であり、親代わりのチュ女史（キム・ヘスク）の命令で渋々お見合いに。待ち合わせ場所で出会った「イケメンだけど無礼な男」チョン・グウォン（ソン・ガン）を見合い相手と勘違いし、互いに最悪の印象を抱く。
実はグウォンは、世の中に絶望する人間たちとの魂の取り引きにより永遠の命を享受してきた完全無欠の悪魔だった。
その晩、何者かに命を狙われたドヒの前に、グウォンが現れる。「契約を交わせば、命を助けてやる」というグウォンの手をとるドヒ。だが、その瞬間、グウォンの魔力が喪失し、悪魔の印である十字のタトゥーがドヒの身体に移ってしまう。
そんななか、チュ会長が突然死。遺言により、ミレグループの後継者に指名されるドヒだが、その条件は1年以内に婚姻届けを出すことだった。チュ会長は殺されたと疑うドヒは、真実を明かすべく遺言に従う決意をするが……。
■『マイ・デーモン』3話～4話見どころ解説、ソン・ガン演じるグウォンの甘くセクシーな魅力！
3話では、魔力を失い、存在消失の危機に陥ったグウォンが、ドヒの手を握ることで魔力が戻ることに気づき、どうにか彼女の手を握ろうとチャンスを狙う姿が描かれる。手を握りたいグウォンと、握らせまいとするドヒの攻防に爆笑の連続。「私は充電器ではない！」と怒り出すドヒに、ハッとなり、多少なりとも反省するグウォンにもにんまりだ。
一方で、たびたび命を狙われるドヒを、毎回すんでのところで窮地から救い出すグウォンにキュンキュンさせられる。「自分の身は自分で守れ」「警護は絶対しない！」と言いつつ、ドヒの周囲を警戒するなど、ばりばりに警護態勢をとってしまう天邪鬼ぶりもいい。
大切なタトゥーの持ち主であるドヒが死んでは困るとはいえ、誰にも頼らず1人で戦おうとするドヒに心動かされていくグウォンの変化が見え隠れし、ロマンスの予感ぷんぷんだ。
