ダイナマイト・キス』終盤の第11話、メインの登場人物であるコン・ジヒョク(チャン・ギヨン)、コ・ダリム(アン・ウンジン)、キム・ソヌ(キム・ムジュン)、ユ・ハヨン(ウ・ダビ)、4人の立場が完全に明確になってきた。特に、ジヒョクとダリムはお互いに相思相愛であることがわかり、至福の時間を過ごしていた。(以下、一部ネタバレを含みます)

■『ダイナマイト・キス』終盤、複雑な関係だった4人はどのようにして幸せな関係を築いていくのか

 育児用品会社ナチュラル・ベベのチーム長ジヒョクと部下のダリム。会社が企画した写真展で火事騒動が起こって、2人は大ピンチに陥った。特に、不審な人物に襲われたジヒョクは命の危険さえあった。そんな中、煙の中に飛び込んだダリムは、命を顧みない果敢な行動でジヒョクを助けた。

 その難局を乗り越えて、2人は素直に告白しあって相思相愛を確認した。それからの2人の幸せな時間は格別だった。エレベーターの中で手を握り合うジヒョクとダリム。社内で公私混同も甚だしいのだが、ジヒョクはそこまでしたい気持ちを抑えることができなかった。

 ダリムに愛を告白したソヌ。彼は2人の熱烈なキスシーンを見てしまい、自分が身を引かなければならないことを自覚した。

 一方、ダリムはハヨンと一緒に酒を飲みに行って意気投合し、まるで年来の友人同士であるかのように親しくなった。

 立場的に、ジヒョクとハヨンは婚約関係にある。それは、ジヒョクが父親の目をごまかすための「偽装」なのだが、演技に付き合っているハヨンも割り切っていた。彼女の気持ちはずっとソヌに向かっている。ソヌとしても、ダリムを諦めた時点で、自然にハヨンの熱愛を受け入れていくことになるだろう。

 こうして、複雑な関係だった4人が、素直な気持ちで最良の関係を築いていける展開になってきたのだが……。