2月15日、韓国でヒット中の時代劇映画『王と生きる男(原題)』の舞台挨拶のときだ。チャン・ハンジュン監督が出演者のイ・ジュニョクについて「王族の直系の子孫である」と明らかにしたのだ。

 イ・ジュニョクは、同作の中で錦城大君(クムソンデグン/4代王・世宗〔セジョン〕の息子)を演じているが、実際に血筋が王族の末裔であった。

 そのあたりの歴史を解説しよう。

 3代王・太宗(テジョン)は朝鮮王朝の基盤をつくった大王だが、正室が4人の息子を産んでいる。そのうちの3人は、長男が譲寧(ヤンニョン/1394年生まれ)、二男が孝寧(ヒョリョン/1396年生まれ)、三男が忠寧(チュンニョン/1397年生まれ)である。

 当初は譲寧が世子となっていたが、彼は忠寧があまりに優秀なので、弟に世子を譲りたいと考えた。それで、あえて譲寧は無能を装ったというエピソードがあった。結局、太宗が世子を譲寧から忠寧に代えた。

 この忠寧こそが、史上最高の名君と称された世宗である。その世宗の一つ上の兄が孝寧であり、その直系の子孫がイ・ジュニョクというわけだ。

 このように歴史的な出自が明らかになって、いま改めてイ・ジュニョクの存在が韓国で大きな話題になっている。

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[2026年/全8話]演出:キム・ジンミン 脚本:チュ・ソンヨン
出演:シン・ヘソン、イ・ジュニョク、キム・ジェウォン、チョン・ダビン、シン・ヒョンスンペ・ジョンオク、パク・ボギョン、チョン・ジニョン