■全世界で432億枚売れた「ポケモンカード」とは
「ポケモンカードゲーム」はコンピューターゲーム『ポケットモンスター』を題材とした2人用対戦型トレーディングカードゲーム。2023年1月現在、13言語、77の国と地域で販売されており、累計製造枚数は432億枚を超えている。
カードにはポケモンのイラストのほかに、ワザやHPなどポケモンの強さを表す情報が書かれ、ポケモン図鑑を作るようにカードを集めることでポケモンに詳しくなれる、というもの。プレイヤーはカードを使って対戦し、勝敗を競う。
現在までに15シリーズのタイトルが発売されたが、2023年に発売された「スカーレット&バイオレット 」の拡張パックは5枚入りで180円、10枚入りで550円で販売されている。
■投資目的で買い占めるトレーダーまで出る人気
と、ここまでならあくまで「子どものおもちゃ」というだけだが、ポケモンカードが尋常ではないのがここから。販売されたパックの中にはランダム封入されたレアなカードが入っていることがあり、カードに『★・UR・HR・SA・SR・SSR・TR・CSR・CHR・RRR・RR・K・S・A』 など、レア度が記載されている。
そして、希少性の高い人気のカードは1枚数千円から数百万円の高額で取引されるため、近年は投資家やトレーダーが長期成長資産としてカードをコレクションし始め、国内の流通量が減少し、相場が高騰しているのだ。
人気YouTuberとして知られるHikaru(ヒカル)は、ポケモンカードを大量に爆買いして開封する動画を多数公開している。
YouTubeチャンネル「@HikaruGames」より
参考までに、最近メルカリで販売された高額なポケモンカードの例は以下のとおりだ。
ロイヤルマスク ¥4,200,000
がんば リーリエ SR PSA10 ¥2,800,000
リーリエ エクストラバトルの日 ¥2,666,666
がんばリーリエ SR ¥2,494,999
アセロラ エクストラバトルの日 psa10 ¥2,450,000
レックウザ スター☆ 1ed 色違い ¥2,222,222